すでにInterstage Business Application Serverがインストールされている環境に本製品をインストールする場合、Interstage Business Application Serverからインストールされた以下のパッケージをアンインストールし、本製品からアンインストールしたパッケージをインストールする必要があります。以下にインストール手順を説明します。
FJSVibsac FJSVibsap FJSVibssc FJSVibscm |
オペレーティングテステムがRHEL5(Intel64)の場合
FJSVibsap FJSVibscm |
オペレーティングテステムがRHEL5(Intel64)以外のLinuxの場合、対処は不要です。
すでにインストールされているInterstage Business Application ServerのエディションがStandard Editionの場合、FJSVibsapおよびFJSVibsacパッケージの2つについてはインストールされないため、FJSVibscmおよびFJSVibssc(Solarisの場合)について対処が必要です。
Interstage Business Application Serverのエディションに応じて以下のパッケージをインストールする必要があります。
－エディションがEnterprise Editionの場合、FJSVibsacおよびFJSVibsscパッケージ
－エディションがStandard Editionの場合、FJSVibsscパッケージ
Interstage Job Workload Serverのインストール後、再度Interstage Business Application Serverのインストールを実施し、必要なパッケージをインストールしてください。
インストール手順
アプリケーションサーバ、ログ出力サービスの停止
Interstage Business Application Serverが動作している場合は、アプリケーションサーバ、およびログ出力サービスを停止します。詳細は、“Interstage Business Application 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“バックアップ・リストア”の“バックアップの手順”の“アプリケーションサーバの停止”、および“運用情報の採取のための標準ログの利用”の“ログ出力サービス機能”の“ログ出力サービスの停止”を参照してください。
また、Interstage以外の製品でも使用されている場合がありますので、すべての富士通製製品を停止してください。停止方法については、それぞれの製品のマニュアルを参照してください。
アプリケーションサーバ環境資源のバックアップ
すでに、Interstage Business Applicationを運用している場合、アプリケーションサーバ環境資源のバックアップを行います。詳細は“Interstage Business Application 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“バックアップ・リストア”の“バックアップの手順”の“アプリケーションサーバ環境資源のバックアップ”を参照してください。必要な作業は以下のとおりです。
－バックアップ資源格納用ディレクトリの作成
－Interstage Business Application Serverのetcディレクトリのバックアップ
－Interstage Business Application Serverのvarディレクトリのバックアップ
－Interstage Business Application Server用 Interstage管理コンソール資源のバックアップ
－ユーザログ定義資源のバックアップ
パッケージのアンインストール
Interstage Business Application Serverからインストールされたパッケージをアンインストールします。以下のコマンドを実行しアンインストールします。
# pkgrm FJSVibsac # pkgrm FJSVibsap # pkgrm FJSVibssc # pkgrm FJSVibscm |
オペレーティングテステムがRHEL5(Intel64)の場合
# rpm -e FJSVibsap # rpm -e FJSVibscm |
Interstage Job Workload Serverのインストール
Interstage Job Workload Serverをインストールします。
Interstage Business Application Serverのエディションに応じて以下のパッケージをインストールする必要があります。
－エディションがEnterprise Editionの場合、FJSVibsacおよびFJSVibsscパッケージ
－エディションがStandard Editionの場合、FJSVibsscパッケージ
Interstage Job Workload Serverのインストール後、再度Interstage Business Application Serverのインストールを実施し、必要なパッケージをインストールしてください。パッケージは、カスタムインストールの機能選択またはパッケージ選択より、Interstage Business Application Server必須パッケージだけをインストールすることで、インストールされます。
アプリケーションサーバ環境資源のリストア
上記のアプリケーションサーバ環境資源のバックアップを行った場合、アプリケーションサーバ環境資源のリストアを行います。詳細は“Interstage Business Application 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“バックアップ・リストア”の“リストアの手順”を参照してください。
なお、Interstage Business Application Serverが動作している場合は、アプリケーションサーバを停止してください。また、リストアはバックアップを行った資源をリストアしてください。
修正プログラムの適用
Interstage Business Application、およびInterstage Job Workload Serverの、最新の修正プログラムを適用してください。
システムのリブート
すべてのインストールの完了後、システムをリブートしてください。
