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Interstage Job Workload Server V9.2.0 インストールガイド

2.2 Symfoware Serverに関する注意事項


本製品を、“バッチジョブ定義データベース”に“バッチジョブ定義格納ディレクトリ”を使用しない(V9.0互換機能を使用する)構成でインストールする場合は、以下の注意事項に従ってください。

サーバパッケージには、Symfoware Serverの一部と重複する機能(Symfoware/RDB)が含まれています。そのため、サーバパッケージとSymfoware Serverを同一サーバに混在させる場合は、以下の順番でインストールする必要があります。

  1. Symfoware Serverのインストール
    サーバパッケージをインストールする前に、Symfoware Serverをインストールします。Symfoware Serverをインストールする際は、少なくとも以下のパッケージがインストールされる構成で行います。

    • FJSVsymex(*1)

    • FJSVsymee(*2)

    • FJSVrdbdb

    • FJSVrdbap

    • FSUNrdb2b

    • FJSVsymjd

    • FSUNiconv

      *1 Symfoware Server Enterprise Extended Editionの場合のみ
      *2 Symfoware Server Enterprise Editionの場合のみ

    • FJSVsymex(*1)

    • FJSVsymee(*2)

    • FJSVrdb2b

    • FJSVrdbap

    • FJSVrdbdb

    • FJSVsymjd

      *1 Symfoware Server Enterprise Extended Editionの場合のみ
      *2 Symfoware Server Enterprise Editionの場合のみ


    Symfoware Serverをインストールする場合は、インストール時に指定するデータベースの文字コード系とシステムロケールは同じ文字コードを指定してください。


    すでにSymfoware Serverがインストールされている場合は、以下のコマンドを実行して、文字コード系を確認してください。

    # rdbprt -m CODE

    データベースの文字コードとシステムロケールが同じ場合は、本製品をインストールしてください。

    データベースの文字コードとシステムロケールが異なる場合は、必要な資源を退避し、Symfoware Serverをアンインストールします。その後、インストール時に指定するデータベースの文字コード系にシステムロケールと同じ文字コードを指定してSymfoware Serverをインストールし、退避した資源を復元してください。資源の退避はrdbunlコマンドを使用してテキスト形式で資源を退避します。資源の復元はrdbloaderコマンドを使用して、データベースに格納する文字コードを指定して、退避した資源を復元してください。


    Symfoware Serverのインストールについては、Symfoware Serverの“インストールガイド”を参照してください。
    rdbprtコマンド、rdbunlコマンド、rdbsloaderコマンドについては、Symfoware Serverの“コマンドリファレンス”を参照してください。

  2. サーバパッケージのインストール
    サーバパッケージをインストールします。