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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

19.3.7 レスポンス返却時の、Webサービスアプリケーションで受信した添付ファイルデータ削除(資源解放)

Key名

com.fujitsu.interstage.isws.attachment.tempfile.keepmode

説明:

Webサービスアプリケーションが、Webサービスクライアントから受信した添付ファイルデータをレスポンス返却後も保持するかどうかを指定します。

指定可能な値:

trueまたはfalse(大文字と小文字は区別しません)。
true以外の値が指定された場合はfalseになります。
false(または省略値)を指定した場合、WebサービスアプリケーションがWebサービスクライアントから受信したDataHandlerオブジェクトと、そのデータ内容であるDataSourceオブジェクトは、レスポンス返却時に削除(資源解放)されることがあります。その場合、これらのオブジェクトは利用できなくなります。
trueを選択した場合、レスポンス返却後も添付ファイルデータのオブジェクトは保持されます。

省略値:

false

使用例:

レスポンス返却後も添付ファイルデータのオブジェクトを解放しません。

com.fujitsu.interstage.isws.attachment.tempfile.keepmode=true

注意

「レスポンス返却時の、Webサービスアプリケーションで受信した添付ファイルデータ削除(資源解放)の注意事項

  • この項目をtrueに設定すると、添付ファイルデータのオブジェクトがGCによって回収されるまでは、一時ファイルは削除されません。そのため、一時ファイル作成場所に十分なディスク容量を確保するとともに、アプリケーションでは添付ファイルデータのオブジェクトの参照を不要に保持しないでください。

  • DataSourceオブジェクトが解放される前に、DataHandlerオブジェクトのgetInputStreamメソッドで読み出したデータは、資源解放の対象とはなりません。アプリケーションで任意に利用及び解放が可能です。

  • Webサービスクライアントでは、DataSourceオブジェクトの削除(資源解放)は、GCに任されます。