com.fujitsu.interstage.isws.attachment.tmpdir |
一定以上のサイズの添付ファイルを受信する際、メモリ節約のため、内部的に一時ファイルが作成されます。また、添付ファイルに関するAPIを使用した場合も、一時ファイルが作成される場合があります。
ディレクトリの絶対パス
(ローカルシステムでJavaVMプロセスに書き込み権限があり十分な容量があること)
IJServer上で動作するアプリケーションの場合: JavaVMのカレント(システムプロパティ:user.dir)
IJServer外で動作するアプリケーションの場合: JavaVMのTEMPフォルダ(システムプロパティ:java.io.tmpdir)
これらのシステムプロパティの値がパスとして不正な場合、添付ファイルの受信に失敗します。
D:\tmp\wsdataにプロセスごとにディレクトリが作成され、配下に一時ファイルが作成されます
com.fujitsu.interstage.isws.attachment.tmpdir=D:\\tmp\\wsdata |
/var/tmp/wsdataにプロセスごとにディレクトリが作成され、配下に一時ファイルが作成されます
com.fujitsu.interstage.isws.attachment.tmpdir=/var/tmp/wsdata |
注意
「添付ファイルの一時ファイル作成場所」の注意事項
作成場所には、呼量と添付ファイルのサイズ上限値に応じて十分なディスク容量を確保して下さい。
サイズが大きいまたは大量の添付データを受信する場合は、容量が不足しても他に処理に影響を与えないよう、作成場所は独立したドライブまたはパーティションなどを用意する事を推奨します。
Javaプロセスが異常終了した場合、作成場所に一時ファイルが残ることがあります。その場合は、手動で削除して下さい(Webサービスアプリケーションについては、IJServerで作成場所をカスタマイズしていない場合、カレントディレクトリがワークユニット機能管理下であれば(デフォルト)、一定回数再起動後に自動的に削除されます)。
作成場所は、Javaプロセスで書き込み可能なディレクトリである必要があります。またローカルシステム内のディレクトリである必要があります(リモートの共有ディレクトリなどは使用できません)。
指定したディレクトリ配下に“_iswsatttmp*”ディレクトリが作成され、一時ファイルが格納されます。“_iswsatttmp*”ディレクトリ配下に一時ファイル以外のファイルを格納しないでください。