Session Registry Serverを運用するワークユニットは、任意のユーザで起動可能です。ただし、セションの永続化機能使用時、初回起動以降に起動ユーザを変更した場合は、永続化したセションの引き継ぎは保証されません。
永続化機能使用時に、以前起動していたユーザ以外のユーザで運用を行う場合は、変更前に以下のどちらかの対処を行ってください。なお、以下の対処を行うためには、“serialize.file.path”で指定したディレクトリが存在しており、また変更後のユーザに全権限がある必要があります。
永続化ファイル消去コマンドで、永続化ファイルを消去します。
Session Registry Server環境定義ファイルの“serialize.file.path”に指定するディレクトリを、別のディレクトリに変更します。
上記対処を行わずに異なるユーザで起動した場合、永続化に失敗することがあります。その場合は、以下のいずれかの対処を行ってください。
元のユーザで起動します。
注意
一度でもroot権限で起動した場合は、この対処はできません。以降いずれかの対処を行ってください。
永続化ファイル消去コマンドで、永続化ファイルを消去します。
serialize.file.pathを変更後のユーザに全権限のあるディレクトリに変更します。