セションリカバリ機能を使用する場合はServletコンテナに制御用のポート(図中1、2)を設定する必要があります。
制御用のポートはSession Registry Serverからの要求を処理するために使用します。
また、制御用のポートは通信を許可する相手(本機能の場合はSession Registry Server)のIPアドレス(図中のマシンDのアドレス)を指定することにより、指定以外のIPアドレスからの不正な通信を受け付けないようIPアドレスによるアクセス制限を行うことが可能です。
設定方法
制御用のポートやアクセスを許可するIPアドレスは、Session Registry Client側で、Interstage管理コンソールの以下の項目で設定します。
[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定] > [Servletコンテナ設定] > [制御用ポート]
[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定] > [Servletコンテナ設定] > [アクセス許可IPアドレス]
Session Registry Clientの設定については、“9.4 Session Registry Clientの設定”を参照してください。また、Interstage管理コンソールの詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
isj2eeadminコマンドを使用して、上記の設定を行うこともできます。isj2eeadminコマンドの詳細については、リファレンスマニュアル(コマンド編)の“isj2eeadmin”を参照してください。