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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

8.1.1 マッピングが必要な呼び出し方


サーブレットURL

サーブレットURLは、“7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”の“7.5.8 サーブレット・マッピング”(servlet-mapping)のurl-patternタグで定義したURLパターンに該当するサーブレットのURLです。


サーブレットの格納先

サーブレットは、以下のどちらかに格納します。

URLで指定して呼び出す場合

http://サーバホスト名:ポート番号/Webアプリケーション名/サーブレットURL

“:ポート番号”は省略できます。省略したときのポート番号は80になります。


HTML文書の中で呼び出す場合

<A HREF="/Webアプリケーション名/サーブレットURL">Click Here</A>

HTML文書の中に入力フィールド(HTMLのFORMタグ)を作って入力した情報を渡すこともできます。
サーブレットは以下のように呼び出します。METHODはGETも指定できます。

<FORM ACTION="/Webアプリケーション名/サーブレットURL" METHOD=POST>


サーブレットに情報を渡す方法

サーブレットにパラメタを渡したい場合は、サーブレットURLの後ろに次の形式で指定します。

サーブレットURL?パラメタ名1=値1&パラメタ名2=値2&・・・

また、CGIと同じようにPATH_INFOを使用して、サーブレットにパス情報を渡すことができます。
サーブレットURLの後ろに“/”で始まるパス情報を指定します。
この場合には、サーブレット・マッピングの定義のurl-patternタグの最後に"/*"を付加し、記述します。

サーブレットURL/パス情報?パラメタ名1=値1&パラメタ名2=値2&・・・

注意

  • Webブラウザにサーブレットの実行結果が表示されず、ステータスコードやメッセージが表示される場合は、Webサーバの環境設定やサーブレットの呼び出し方法に誤りがあるなどの原因が考えられます。
    “トラブルシューティング集”を参照して、エラーの原因を取り除いてください。

  • “WEB-INF/classes”配下と“WEB-INF/lib”配下のJARファイルに同名のサーブレットが存在する場合、“WEB-INF/classes”配下のサーブレットが呼び出されます。


  • Windows(R)システムでは、指定したサーブレット名の大文字/小文字が間違っている場合、Javaの例外java.lang.NoClassDefFoundErrorが発生します。
    この場合、Webブラウザに“500 Internal Server Error”が表示されます。
    大文字/小文字が間違っていることを伝えるエラーページや“404 Not Found”を伝えるエラーページを作成し、“7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”の“7.5.12 エラー発生時のリソース”(error-pageタグ)で定義することをお勧めします。