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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

4.11 名前変換機能

アプリケーションで指定するJNDIの名前と、運用環境の実名をマッピングする機能です。JNDIの名前と、運用環境の実名が異なる場合でも、名前変換機能を使用することでアプリケーションソースのJNDIの名前を変更することなく対応することができます。

Webアプリケーション、EJBアプリケーションの場合

名前変換は、モジュールごとに、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > “モジュール名” > [名前変換]タブで設定します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
なお、interstage.xmlファイルを直接編集することもできます。interstage.xmlファイルは、以下に格納されます。interstage.xmlファイルの詳細は、“4.11.2 interstage.xmlファイル”を参照してください。ただし、サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションの場合は、interstage.xmlファイルを直接編集できませんので、配備後にInterstage管理コンソールを使用して設定してください。
なお、ワークユニットが起動している状態で定義を変更した場合は、下記の操作により定義内容が有効になります。

  • ワークユニットを再起動する

  • Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブで配備モジュールを選択して再活性ボタンを押下する

J2EE共通ディレクトリ\ijserver\[IJServer名]\apps\[モジュール名]\META-INF\interstage.xml
(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、C:\Interstage\J2EE\var\deployment です。)

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/[IJServer名]/apps/[モジュール名]/META-INF/interstage.xml
(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deployment です。)

J2EEアプリケーションクライアントの場合

名前変換ファイルを以下のディレクトリに配置し、環境プロパティでファイル名を指定します。名前変換ファイルの詳細は、“4.11.1 名前変換ファイル”を参照してください。

C:\Interstage\J2EE\etc

/etc/opt/FJSVj2ee/etc

/etc/opt/FJSVj2ee/etc

注意

deployment descriptorファイルに参照するオブジェクトの情報を記述しない場合、名前変換機能は使用できません。