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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

3.3.1 配備に必要なXMLパーサの設定

モジュールを配備する場合に必要となる「XMLパーサが準拠しているべきJAXPのバージョン」は、「モジュールの種別、およびバージョン」によって異なっており、その関係は下表のとおりとなります。

モジュールの種別、およびバージョン

必要なJAXPのバージョン

J2EE1.4(EAR)

1.2以上

Servlet2.4(WAR)

1.2以上

EJB2.1(ejb-jar)

1.2以上

Connector1.5(RAR)

1.2以上

J2EE1.3(EAR)

1.1以上

Servlet2.3(WAR)

1.1以上

EJB2.0(ejb-jar)

1.1以上

Connector1.0(RAR)

1.1以上

J2EE1.2(EAR)

1.1以上

Servlet2.2(WAR)

1.1以上

EJB1.1(ejb-jar)

1.1以上

上記の表を参考にして、配備するモジュールに応じてIJServerの環境設定で適切なXMLパーサを設定してください。
XMLパーサの設定方法については、“2.3.5 XMLパーサの設定”を参照してください。

なお、IJServerの環境設定で設定可能なXMLパーサとJAXPのバージョンの関係は下表のとおりです。

XMLパーサ

JAXPバージョン

Xerces2

1.3

Crimson

1.1

Fujitsu XML Processor

1.2

その他

指定されたパーサに依存

IJServerの環境設定については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

注意

  • IJServer環境設定で選択しているXMLパーサが配備時に有効になるのは、V9.0以降のIJServerのみです。V8.0互換モードのIJServerやInterstageV8以前で作成されたIJServerでは、Crimsonが配備時のXMLパーサとして使用されます。

  • deployment descriptorに以下のように定義するエンコードは、各XMLパーサによってサポートするエンコードが異なります。他の環境で配備できていたモジュールを配備した場合に、deployment descriptorの読み込みに失敗した場合には、使用しているXMLパーサが指定しているエンコードをサポートしているか確認してください。ほぼすべてのXMLパーサがサポートする“UTF-8”を使用することを推奨します。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    ...