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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

9.6.5 JavaMailセッションの定義項目

定義項目

項目名

省略値

範囲

説明

再起動要否

(※)

JNDI名

  

  • 半角英数字、半角空白、または特殊文字(‘!’、’(‘、’)’、’-‘、’.’、’/’、’;’、’<’、’>’、’@’、’\’、’^’、’_’、’`’、’{‘、’|’、’}’、’~’)

  • 先頭には、半角空白を除く上記の任意の文字を指定可

  • 1~255文字の文字列

JNDI名を取得します。

ストアプロトコル

imap

文字列

使用するストアオブジェクト通信の方法を定義します。

×

ストアプロトコルクラス

com.sun.mail.imap.IMAPStore

文字列

目的のストアプロトコルを実装するストア通信メソッドクラスを指定します。

×

トランスポートプロトコル

smtp

文字列

トランスポート通信の方法を指定します。

×

トランスポートプロトコルクラス

com.sun.mail.smtp.SMTPTransport

文字列

トランスポートクラスの通信メソッドを定義します。

×

メールホスト

  

文字列

デフォルトメールサーバーのホスト名。プロトコル固有のホストプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。この名前は実際のホスト名として解決可能である必要があります。

×

デフォルトユーザ

  

文字列

メールサーバへの接続時に渡されるユーザ名。プロトコル固有のusernameプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。

×

デフォルトの返信用アドレス

  

文字列

デフォルトユーザの電子メールアドレス。「username@hostdomain」の形式で入力します。

×

デバッグ

false

  • true

  • false

デバッグ情報の出力を指定します。
指定した値はSession Propertyのmail.debugに設定されます。

×

セッション

true

  • true

  • false

リソースをすべてのIJServerクラスタやInterstage Java EE DASサービスで有効(true)とするかどうかを指定します。

説明

  

文字列

コンポーネントの説明を入力します。

×

追加プロパティ

  

  • ■プロパティ名:
    半角英数字、マルチバイト文字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘/’、‘;’、‘#’)。
    先頭には、半角英数字もしくはマルチバイト文字を指定可。
    ■プロパティ値:
    文字列

追加するSession Propertyのキーと値のペアを指定します。定義項目と重複するプロパティを指定した場合はこの定義で上書きされます。指定可能なSession PropertyはJavaMail APIのドキュメントを参照してください。
注) キーに使用する値でピリオド‘.’の部分はハイフン‘-’に置き換えて指定してください。
例) mail.debug は mail-debug と指定。

※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
    ○:再起動必要、×:再起動不要

関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

5.13.2 JavaMailを利用する場合の手順

チューニング方法

  

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  11.1.4.1 getサブコマンド
  11.1.4.2 setサブコマンド
  11.1.4.3 listサブコマンド
  11.1.14.15 create-javamail-resourceサブコマンド
  11.1.14.16 delete-javamail-resourceサブコマンド
  11.1.14.17 list-javamail-resourcesサブコマンド

asadminコマンドでの定義項目名

11.18.2.4 resources.mail-resourceの定義項目