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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

8.3.3 クラスタシステムの事前設定

クラスタシステムのインストールやクラスタ初期化構成設定、Java EEが前提としている製品のインストールおよび環境設定を行います。
ここでは、下記の設定時の留意点について説明します。これら手順の詳細については、クラスタ製品のマニュアルを参照してください。

注意

ノード名に関する注意事項

ノード名引継ぎは、使用できません。

なお、各クラスタシステムの詳細については、それぞれのマニュアルを参照してください。Interstageで使用する関連製品については、それぞれの製品の指示に従ってください。

ディスクの設定

Java EEの設定情報やトランザクションログ、メッセージブローカ情報をノード間で引継ぐ場合、Java EE共通ディレクトリを共用ディスク上に配置する必要があります。Java EEの環境設定を開始するまでに、共用ディスクの設定を行ってください。

トワーク(IPアドレス)の設定

Java EEではIPアドレスの引継ぎを前提とするため、引継ぎネットワークの設定も事前に行ってください。
また、IPアドレスについては、Java EEの環境設定時に必要なため、引継ぎIPアドレスをクラスタサービス(PRIMECLUSTERではuserApplication)に登録し、Java EEの環境設定前までに使用できるようにしてください。

タベースの環境作成

データベースを使用する場合は、データベースの環境作成も行ってください。