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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)

A.3.2 リソースがSymfoware/RDBの場合

  トランザクション処理が正しく実行できないときは以下の項目をチェックしてください。

環境変数LANG

  Symfoware/RDBを使用してデータベース連携サービスを使用する場合は、環境変数LANGを必ず日本語設定にする必要があります。以下は"ja"を利用した場合の設定例です。

    %LANG=ja
    %export LANG

データベース環境

確認方法

  データベースのUPDATE権などの確認は以下の手順で行うことができます。

(1) テキストファイルに下記の情報を設定します。ここの例ではファイル名をprint.infoとします。

    TABLE (SC_NAME.TABLE_NAME)
    SC_NAME   :スキーマ名称を指定します。
    TABLE_NAME:表名称を指定します。

(2) rdbprtコマンドを使用して(1)で作成したテキストファイルの情報をもとにデータベースに設定されている情報を画面に出力します。

    rdbprt -d Databese_name -m DEF -f -p print.info
    Database_name:データベース名を指定します。
設定方法

  データベースの権限の設定は下記の手順で行うことができます。

(1)テキストファイルに下記の情報を設定します。ここの例ではファイル名をgrant.txtとします。

    GRANT UPDATE ON SC_NAME.TABLE_NAME TO user;
    SC_NAME   :スキーマ名称を指定します。
    TABLE_NAME:表名称を指定します。
    user      :データベース管理者のユーザ名を指定します。

(2)rdbddlexコマンドを使用して(1)で作成したテキストファイルの情報をもとにデータベースに反映します。

    rdbddlex -d Databese_name grant.txt
    Database_name:データベース名を指定します。

リソース定義ファイル

CORBAサービスへの登録内容

  リソース管理プログラムは、データベース管理者のユーザ名とグループ名を指定してotssetrscコマンドで登録されている必要があります。