サーバアプリケーションの起動ができないときは以下の項目を確認してください。
環境変数LANG
Symfoware/RDBを使用してデータベース連携サービスを使用する場合は、環境変数LANGを必ず日本語設定にする必要があります。以下は"ja"を利用した場合の設定例です。
% LANG=ja % export LANG
データベース環境
データベースが起動されていることを確認してください。
[スタート]メニューからRDBの起動、停止を確認します。
ps -ef | grep rdb <RETURN>
サーバアプリケーション起動時
CORBAサービスのサーバライブラリをリンクしていることを確認してください。
サーバアプリケーションをインプリメンテーションリポジトリに登録したときのリソース定義ファイルのパスが正しく設定されていることを確認してください。
リソース定義がotssetrscコマンドで登録されていることを確認してください。
サーバアプリケーションがCORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリとネーミングサービスに登録されているか確認してください。
スレッド環境で起動する場合、スレッド関連のライブラリを使用しているか確認してください。同様に、プロセス環境で起動する場合、プロセス関連のライブラリを使用しているか確認してください。特にプロセス環境で起動する場合は、スレッド関連のライブラリを使用している場合、誤動作の原因になります。
プロセスモードのアプリケーションを起動する場合、CORBAサービスのノンスレッド用のライブラリlibOM.soをリンクしていることを確認してください。環境変数LD_LIBRARY_PATHに、CORBAサービスのインストールディレクトリ配下の/lib/ntを、CORBAサービスのインストールディレクトリ配下の/libより先に指定しているか確認します。ただし、言語がJavaの場合は、スレッド用のライブラリを使用します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHにSymfoware/RDBライブラリのパスおよびSymfoware/RDBの必須製品のライブラリのパスがあることを確認してください。
サーバアプリケーションをインプリメンテーションリポジトリに登録したときのRESOURCEのパスが正しく設定されていることを確認してください。
RESOURCEのパスがotssetrscコマンドでインプリメンテーションリポジトリおよびネーミングサービスに登録されていることを確認してください。
サーバアプリケーションがCORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリとネーミングサービスに登録されているか確認してください。
リソース定義ファイルの記述
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列が正しく設定されているか確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
CLOSEINFO文字列がNULLであることを確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列のユーザ名/パスワードがデータベース管理者のものであるか確認してください。
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列が正しく設定されているか確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルに環境変数LD_LIBRARY_PATHにSymfoware/RDBライブラリのパスおよびSymfoware/RDBの必須製品のパスが設定されているか確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルにRMNAME、OPENINFO、CLOSEINFOが正しく設定されているか確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルのCLOSEINFO文字列がNULLであることを確認してください。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。