OTS用リソース管理プログラムの起動例
OTS用のリソース管理プログラムを起動するには、リソース管理プログラムに対応したリソース定義名を指定して起動します。
otsstartrsc -pg D:\temp\ots\rdb_resource.exe -n resource1 |
OTS用リソース管理プログラムの起動例
OTS用のリソース管理プログラムを起動するには、リソース管理プログラムに対応したリソース定義名を指定して起動します。
otsstartrsc -pg /home/ots/rdb_resource -n resource1 |
JTS用リソース管理プログラムの起動例(コマンドを使用する場合)
JTS用のリソース管理プログラムを起動するには、-jを指定します。
otsstartrsc -j |
Interstage管理コンソールでは、JTS用リソース管理プログラムは、”トランザクションサービス(JTSRMP)”として表示されます。
Interstage管理コンソールを使用する場合は、JTS用リソース管理プログラムはInterstageと連動して起動されます。
“トランザクションサービス(JTSRMP)”は連携するデータベースの起動に依存してダウンリカバリ処理を実施するため、サーバマシンの再起動時には自動起動されません。そのため、データベースの起動後に以下のいずれかの作業が必要になります。
Interstage管理コンソールを使用して、“トランザクションサービス(JTSRMP)”を起動する
otsstartrscコマンドを利用して、“トランザクションサービス(JTSRMP)”を起動する
JTSRMP向けJDK/JREのバージョンで指定した値とJTSRMP向けのパスに指定したjavaコマンドのバージョンが一致していない場合、“トランザクションサービス(JTS RMP)”に失敗します。この際“トランザクションサービス(JTS RMP)”プロセスでアクセス例外が検出されることがあります。
JTS用のリソース管理プログラムを使用し、データベースにOracleを使用する場合には、Interstage管理コンソールのJ2EEプロパティ注1) に以下が指定されていることを確認してください。
Oracle JDBCドライバ 注2)
注1) 詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
注2) 利用するJDK/JREのバージョンに合わせたJDBCドライバを利用してください。詳細はOracleのマニュアルを参照してください。
JTS用のリソース管理プログラムを使用する場合には、configファイルにJDK/JREへのパスをフルパスで指定する必要があります。詳細は、“チューニングガイド”の“データベース連携サービスの環境定義”を参照してください。
JTS用のリソース管理プログラムを使用し、データベースにOracleを使用する場合には、Interstage管理コンソールのJ2EEプロパティ注1) に以下が指定されていることを確認してください。
Oracle JDBCドライバ 注2)
注1) 詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
注2) 利用するJDK/JREのバージョンに合わせたJDBCドライバを利用してください。詳細はOracleのマニュアルを参照してください。
リソースマネージャにOracleを使用する場合の注意事項
データベースの設定
Oracleデータベースで分散トランザクションを利用可能とするために、以下の設定が必要になります。
SYSユーザとして sqlplus にログオンします。
sqlplus "sys/password@ORACLE_SID AS SYSDBA" |
次の sql を実行します。
grant select on DBA_PENDING_TRANSACTIONS to username |
OTS用リソース管理プログラムの起動に時間がかかる場合
Oracleデータベースで分散トランザクションを利用する場合、リソース管理プログラムの起動に時間がかかる場合があります。
その場合は、sqlnet.oraファイルに以下の設定をコメントアウトすることで回避することができます。
SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS) |
sqlnet.oraの設定については、Oracleのマニュアルを参照してください。