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Systemwalker Desktop Patrol V14g 解説書

2.7.2 契約の管理

管理対象機器の契約情報を管理する機能で、操作として以下があります。

さらに、ATと連携する場合には、以下の操作ができます。

部門別/分類別による契約情報の確認

ユーザーの操作要件にあった契約情報を表示します。

契約情報の検索が簡単にでき、用途にあった検索結果を表示できます。

集計情報

管理対象機器の契約数と契約機器数を、部門別/分類別に表示します。

たとえば、部門別に集計表示した場合、以下のようになります。

契約一覧

管理対象機器の契約情報と契約機器数の一覧を、部門別/分類別に表示します。

たとえば、部門別に一覧表示した場合、以下のようになります。

契約詳細

選択した管理対象機器の契約情報について、契約会社、契約期間、金額などの詳細情報や契約機器の一覧を表示します。

詳細情報は以下のように表示されます。


契約情報の登録/変更/削除

1契約単位で契約情報を登録/変更/削除します。

現在の契約情報の内容を確認しながら、契約のデータを変更できます。

契約情報の割り当て

1契約単位に機器情報を割り当てます。

契約情報の管理をするためには、契約情報と機器情報を結びつける必要があります。契約情報に割り当てる機器を絞込検索することで、円滑かつ確実に機器情報の割り当てができます。

「割当機器の絞込」画面で絞り込む機器の条件を入力して検索します。検索結果の機器一覧から割り当てる機器を選択し、機器情報を割り当てます。


契約情報の台帳保存

契約情報(集計情報、契約一覧、契約詳細)をそれぞれCSVファイルに保存します。

保存したデータは、ほかのドキュメントへの活用や、ほかのシステムとの情報連携やデータ比較などに利用できます。

なお、契約情報の一覧表示の画面では、契約情報を資産情報の登録/変更ファイルとして使用できるCSVファイルに出力できます。この出力ファイルを編集し、資産情報の登録/変更機能で一括登録することにより、契約情報の一括変更ができます。


契約期限のアラーム通知

システム管理者に対し、リース/レンタル/保守の契約期限が近づいた場合と契約終了日になった場合に、契約情報をメールで通知します。

リース/レンタル/保守契約を結んでいる機器に対して契約を延長する場合、契約が切れる前に、契約を延長するか/新規契約とするかを機器の使用部署と調整し、契約会社と延長手続きを行う必要があります。しかし、契約期間は、たとえばリース契約の場合では4年間と長いこともあり、システム管理者が各契約の契約期限切れを常時監視するのは、非常に手間がかかります。

そのため、契約切れとなる前と契約終了日にシステム管理者へ自動的にメールで通知することで、システム管理者の契約管理業務の負担を軽くできます。

アラーム通知の設定では、システム管理者に送付するメールのテンプレートを編集できます。


契約の延長

Systemwalker Desktop Patrolが管理する契約情報(リース/レンタル/保守)に対して、契約の延長を行います。

契約の延長を行うと、延長後の契約情報が作成され、元契約に割り当てられている機器情報も、延長後の契約情報に移行されます。

また、延長後の契約情報には、[元契約No.]も合わせて管理されます。この[元契約No.]は契約一覧画面でも確認することができるため、どの契約情報が再契約されたものか判別できます。


ATによる資産情報の確認

機器に貼ったバーコードラベルをATで読み込み、機器情報と契約情報を確認します。

ATで棚卸を行うときに、その場で機器情報と契約情報を参照できます。

契約情報は以下のように表示されます。