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ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド

6.2.1 LANスイッチブレードのVLAN設定

管理対象のLANスイッチブレードに対するVLANを、隣接LANスイッチと接続する外部ポートと、管理対象サーバに搭載されているNICに接続した内部ポートに設定します。

注意

管理対象がPRIMERGY BX900シリーズのLANスイッチブレードであり、かつIBPモードで動作している場合は、設定できません。


6.2.1.1 外部ポートのVLAN設定

以下の手順で、LANスイッチブレードごとに外部ポートのVLANを設定します。

  1. RCコンソールのリソースツリーで、対象のLANスイッチを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[ネットワーク情報]を選択します。

    [VLANの設定]ダイアログが表示されます。

  2. [VLANの設定]ダイアログで以下の項目を設定します。

    VLAN ID

    LANスイッチのポートに設定するVLAN IDを指定します。

    新規にVLAN IDを追加する場合

    1. VLAN情報で"新規作成"を選択します。

    2. VLAN IDを半角数字で入力します。
      VLAN IDについては、使用するLANスイッチのマニュアルを参照してください。

    既存のVLAN IDを使用する場合

    1. VLAN情報で"変更"を選択します。

    2. 設定対象のVLAN IDを選択します。

    VLAN種別

    ポート一覧で、設定するポート番号のVLAN種別("Untagged"、"Tagged")を選択します。

  3. <OK>ボタンをクリックします。


6.2.1.2 内部ポートのVLAN設定

以下の手順で、VLAN IDを入力します。

  1. RCコンソールのリソースツリーで、対象のサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[ネットワーク情報]を選択します。

    [ネットワーク情報の設定]ダイアログが表示されます。

  2. [ネットワーク情報の設定]ダイアログで、VLANを設定するNICのIndexを選択し、<設定>ボタンをクリックします。

    [VLAN情報の入力]ダイアログが表示されます。

  3. [VLAN情報の入力]ダイアログで以下の項目を設定し、<OK>ボタンをクリックします。

    VLAN ID(Port)

    手順2.で選択したNICと接続したLANスイッチブレードのポートに設定するVLAN IDを指定します。

    VLAN ID(Tagged)

    手順2.で選択したNICと接続したLANスイッチブレードのポートに設定するタグVLANのVLAN IDを設定します。
    複数のタグVLANを設定する場合は、VLAN IDをカンマ(",")区切りで記述します。

    なお、この時点ではLANスイッチブレードに対してVLANは設定されません。複数のNICに対して設定を行う場合は、手順2.と手順3.を繰り返し行ってください。

  4. [ネットワーク情報の設定]ダイアログで設定内容を確認し、<OK>ボタンをクリックします。

    LANスイッチブレードに対してVLANが設定されます。

注意

登録されているLANスイッチブレードのポートに対するVLAN設定は、直接LANスイッチブレードのGUI/CLIから設定変更せずに、RCコンソールから行ってください。