ここでは、電力監視デバイスの登録について説明します。
電力監視デバイス(PDUまたはUPS)を登録することで、消費電力の監視ができます。
以下の手順で、電力監視デバイスを登録します。
RCコンソールの電力監視デバイスツリーで、"電力監視デバイス"を右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[電力監視デバイス]を選択します。
[電力監視デバイスの登録]ダイアログが表示されます。
[電力監視デバイスの登録]ダイアログで以下の項目を設定します。
登録する電力監視デバイスの名前を設定します。消費電力データのデータ取り出し時に、この名前を使って対象になる電力監視デバイスを入力します。
先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列を入力します。
登録する電力監視デバイスに設定されているIPアドレスを入力します。指定された管理IPアドレスを使用して電力監視デバイスから消費電力データの採取が行われます。
登録する電力監視デバイスに設定されているSNMPコミュニティ名を入力します。
"public"を選択するか、任意の名前を入力します。
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
指定されたSNMPコミュニティ名を使用して、SNMPにより電力監視デバイスから消費電力データの採取が行われます。
登録する電力監視デバイスに接続されている電源の電圧(V)を入力します。半角数字(10~999)を入力します。指定された電圧と電力監視デバイスから取得される電流値を使用して消費電力データの算出が行われます。
登録する電力監視デバイスに登録したいコメントを入力します。
日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく128文字以内の文字列を入力します。
注意
改行は1文字としてカウントします。
<OK>ボタンをクリックします。
登録された電力監視デバイスが"電力監視デバイスツリー"に表示されます。
電力監視デバイスを登録しても、オプション設定で電力のデータ採取を有効にしていない場合は、実際のデータ採取は行われません。「6.3.7.1 環境データ設定の変更」を参照し、環境データ採取の設定を変更してください。
以下の手順で、環境データの採取を有効化します。
RCコンソールのメニューで、[ツール]-[オプション]を選択します。
[オプション]ダイアログが表示されます。
[オプション]ダイアログの"環境データ"のカテゴリタイトルを選択します。表示された"環境データ"エリアで以下の項目を変更します。
"電力"チェックボックスにチェックを入れます。
<適用>ボタンをクリックします。
環境データの採取が有効化されます。
注意
本製品では、電力監視デバイスと実際のサーバリソースとの間の接続関係の確認は行いません。消費電力を監視したいサーバリソースに接続された電力監視デバイスを正しく登録するよう注意してください。