Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第7部 シングル・サインオン運用編 | > 第22章 Interstage ディレクトリサービス運用コマンド |
irepgendb − リポジトリデータ格納用テーブルの作成
irepgendb
リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB)を使用するときは、リポジトリデータを格納するためのテーブルをRDBに作成します。
テーブルの作成には2つのモードがあります。1つはリポジトリに登録する最大エントリ数を元に、簡易的にテーブルサイズを割り当てて作成する方法です。もう1つは、詳細定義ファイルを使用し、ユーザが使用するテーブル単位にサイズを詳細に設定して作成する方法です。詳細定義ファイルを使用する場合は、用意された雛形ファイルにテーブルに割り当てるサイズを設定したうえで、本コマンドを実行してください。
また、以下に該当する場合は、本コマンドの実行環境を作成する必要があります。
各RDBを使用する場合の、本コマンドの実行環境の作成方法を説明します。
Interstage ディレクトリサービスをインストールしたマシンの、以下のディレクトリにコマンド実行環境を圧縮したファイルがありますので、そのアーカイブファイルを、Symfoware/RDBをインストールしたマシンへコピーしてください。
Symfoware Serverを |
コマンド実行環境の圧縮ファイルの位置 |
---|---|
Windows(R) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_Win.exe |
Solaris |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_Sol.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(x86)) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_RHEL4.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(IPF)) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_RHEL4_IPF.tar.gz |
Linux(RHEL5(x86)) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_RHEL5.tar.gz |
Linux(RHEL5(IPF)) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_RHEL5_IPF.tar.gz |
Symfoware Serverを |
コマンド実行環境の圧縮ファイルの位置 |
---|---|
Solaris |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_Sol.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(x86)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL4.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(IPF)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL4_IPF.tar.gz |
Linux(RHEL5(x86)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL5.tar.gz |
Linux(RHEL5(IPF)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL5_IPF.tar.gz |
Windows(R) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_Win.exe |
管理者権限でテーブルを作成する場合
Symfoware Serverを |
コマンド実行環境の圧縮ファイル |
---|---|
Windows(R) |
DBCRT_Win.exe (自己解凍形式です。) |
Solaris |
DBCRT_Sol.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(x86)) |
DBCRT_RHEL4.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(IPF)) |
DBCRT_RHEL4_IPF.tar.gz |
Linux(RHEL5(x86)) |
DBCRT_RHEL5.tar.gz |
Linux(RHEL5(IPF)) |
DBCRT_RHEL5_IPF.tar.gz |
管理者権限以外のリポジトリ用データベース接続ユーザでテーブルを作成する場合
システム管理者に依頼し、使用するプラットフォームのアーカイブファイルを任意の場所に展開、またはコピーします。Symfoware/RDBを他のマシンにインストールした場合は、そのマシンにアーカイブファイルを転送します。
システム管理者がコピーしたアーカイブファイルを展開します。
リポジトリ用データベース接続ユーザが本コマンドを実行できるように、展開後のディレクトリの所有者を変更します。
例)リポジトリ用データベース接続ユーザのIDをDSADMIN、リポジトリ用データベース接続ユーザのグループをDSGRP、ディレクトリ名をDBCRTとするとき
chown -R DSADMIN:DSGRP DBCRT |
アーカイブファイルをコピー、または転送した場合、コピー、または転送したアーカイブファイルは必ず削除してください。
本コマンドの実行環境を、Interstage ディレクトリサービスをインストールしたマシンとは異なるWindows(R)のマシンにコピーして使用する場合は、以下のパッケージがインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、Microsoftのホームページからダウンロードしてインストールしてください。
Interstage ディレクトリサービスをインストールしたマシンの、以下のディレクトリにコマンド実行環境を圧縮したファイルがありますので、そのアーカイブファイルを、任意の場所に展開、またはコピーします。
Interstage ディレクトリサービスを |
コマンド実行環境の圧縮ファイルの位置 |
---|---|
Windows(R) |
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\archive\DBCRT_Win.exe |
Solaris |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_Sol.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(x86)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL4.tar.gz |
Linux(RHEL-AS4(IPF)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL4_IPF.tar.gz |
Linux(RHEL5(x86)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL5.tar.gz |
Linux(RHEL5(IPF)) |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/archive/DBCRT_RHEL5_IPF.tar.gz |
システム管理者に依頼し、使用するプラットフォームのアーカイブファイルを任意の場所に展開、またはコピーします。
システム管理者がコピーしたアーカイブファイルを展開します。
本コマンドを実行するユーザがコマンドを実行できるように、展開後のディレクトリの所有者を変更します。
例)本コマンドを実行するユーザアカウントのIDをoracle、ユーザアカウントのグループをoinstall、ディレクトリ名をDBCRTとするとき
chown -R oracle:oinstall DBCRT |
アーカイブファイルをコピーした場合、コピーしたアーカイブファイルは必ず削除してください。
本コマンドは、コマンドを実行するマシンのコンソール、またはコンソールセッションに接続したリモートデスクトップからログインして実行してください。
本コマンドが格納されているディレクトリへ移動してから実行してください。
Interstage ディレクトリサービスとSymfoware/RDBを別々のマシンにインストールした場合、またはシステム管理者以外のリポジトリ用データベース接続ユーザ、またはユーザアカウントでテーブルを作成する場合は、コマンド実行環境のコピーの手順2でコマンドの実行環境を展開したディレクトリへ移動します。
本コマンドの実行結果は以下のファイルに出力されます。
C:\Interstage\IREP\bin\RDB\log\ds_gen.log |
/opt/FJSVirep/bin/RDB/log/ds_gen.log |
本コマンドの実行環境を展開したディレクトリ\log\ds_gen.log |
本コマンドの実行環境を展開したディレクトリ/log/ds_gen.log |
Interstage ディレクトリサービスとSymfoware/RDBを別々のマシンにインストールした場合、RDBをインストールしたマシンの、上記のファイルに出力されます。
実行結果は、使用するデータベースがSymfoware/RDBの場合、RDBをインストールしたときの文字コード系で出力されます。使用するデータベースがOracleデータベースの場合、英語で出力されます。
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