Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第13章 EJBサービス運用コマンド

13.1 ejbdefexport

名前

 ejbdefexport − Enterprise Bean定義情報の移出

形式

 ejbdefexport {EJBアプリケーション名} -i IJServer名 {[-f Enterprise Bean定義ファイル名] | -all [ディレクトリ名]} [-comment {editable | all | none}] [-r] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]

機能説明

 IJServer内のEnterprise Bean定義情報を、Enterprise Bean定義ファイルに移出します。

 以下にejbdefexportコマンドの引数を説明します。

EJBアプリケーション名

 IJServerにインストールしたEJBアプリケーション名を指定します。
 -allオプションとは同時に指定できません。

-i IJServer名

 EJBアプリケーションが配備されたIJServerを指定します。
 カストマイズ対象がIJServerの場合は、必須オプションです。

-f Enterprise Bean定義ファイル名

 Enterprise Bean定義ファイル名を絶対パス名、または相対パス名で指定します。省略した場合は、カレントのディレクトリ名/EJBアプリケーション名.xmlに出力します。
 EJBアプリケーション名に“/”や“:”がある場合や、先頭に“.”がある場合は、出力されるファイル名は、“_”に変更したファイル名になります。例えば、EJBアプリケーション名が“Session/Sample:Bean”の場合、出力されるファイル名は、“Session_Sample_Bean.xml”になります。
 -allオプションとは同時に指定できません。

-all ディレクトリ名

 指定したディレクトリに、IJServer内にあるすべてのEnterprise Bean定義情報を出力します。ディレクトリ名を省略した場合は、カレントのディレクトリに出力します。
 EJBアプリケーション名、-fオプションとは同時に指定できません。
 exportされるEnterprise Bean定義ファイル名は、EJBアプリケーション名.xmlになります。

-comment {editable | all | none}

 タグの説明をXMLコメント形式で出力します。省略した場合は、タグの説明を出力しません。
   editable : 編集可能なタグの説明のみ出力します
   all : すべてのタグの説明を出力します
   none : タグの説明を出力しません

-r

 同一名のEnterprise Bean定義ファイルが存在している場合に、Enterprise Bean定義ファイルを無条件に上書きします。省略した場合は、ファイルの上書きを確認します。

-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}

 出力するEnterprise Bean定義ファイルのコード系を指定します。

   UTF-8 : UTF-8(Unicode)で出力します
   SJIS : Shift_JISで出力します
   EUC : EUC-JPで出力します

省略した場合は、以下のコード系で出力されます。

Shift_JIS

EUC-JP

使用例

ejbdefexport NameBean -i TestIJServer -f c:\ejb\NameBean.xml

ejbdefexport NameBean -i TestIJServer -f /ejb/NameBean.xml

注意事項


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