Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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F.1.2 活性変更の準備(prepare)フェーズ
活性変更の準備(prepare)フェーズでは、ispreparewuコマンドにより、登録された活性変更用のワークユニット定義を元に、新しいワークユニット環境を作成し、新プロセスを起動します。ただし、新プロセスは待機状態で起動され、prepareフェーズ完了時点では、クライアントからの要求処理は行いません。
- 活性変更の準備(prepare)フェーズ完了時点では、旧プロセスがクライアントからの要求処理を行い、新プロセスは要求処理を行いません。この時点では当該ワークユニット配下のアプリケーションプロセス数が、通常運用時の2倍となります。なお、プロセス多重度を変更した場合は、旧環境のプロセス多重度と新環境のプロセス多重度を合計した値となります。
- インプリメンテーションリポジトリ登録するCORBAサーバアプリケーションの定義情報で設定するproc_conc_maxの値は、あらかじめ、通常運用時の2倍(プロセス多重度を変更する場合は、旧環境と新環境のプロセス多重度の合計値)を設定しておいてください。
- ワークユニット定義の変更フェーズのワークユニットに対してのみ、ispreparewuコマンドが実行できます。
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