Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成

C.3 Oracleデータベースを使用する場合

 リポジトリのデータベースにOracleデータベースを使用する場合の、レプリケーション形態の運用環境の構築手順を説明します。

  1. マスタ、およびスレーブのデータベースの物理設計(ディスク/メモリ容量の見積もり)
  2. マスタ、およびスレーブのローデバイスの作成(Solaris、およびLinuxの場合推奨)
  3. マスタのデータベースを作成(スクリプト)
  4. マスタのリポジトリの作成
  5. マスタのリポジトリへのデータの登録
  6. スレーブのデータベースを作成(スクリプト)
  7. スレーブのリポジトリの作成
  8. マスタのデータベースと、スレーブのデータベースとの間でレプリケーション運用をするよう設定

 リポジトリ作成時には、「スタンドアロン運用」で定義します(マスタ運用、スレーブ運用という定義をしません)。

 スタンドアロン運用のリポジトリを2つ以上作成しますが、各リポジトリで、[公開ディレクトリ]には同じ値(DN)を指定します。

 レプリケーション形態の環境構築方法の詳細については、Oracleデータベースのマニュアルを参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED