SSC で Systemwalker Centric Manager 連携機能を利用していた場合、ESC 移行後に Systemwalker Centric Manger 運用管理クライアントに登録されているノードポップアップメニューの Storage Cruiser 起動手段を再設定する必要があります。
再設定は、Systemwalker Centric Manager の mpaplreg コマンドを使用します。マニュアルの該当章は、以下です。
『Softek Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「11.2.4.2 Centric Manager運用管理クライアントでの設定」
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「10.2.4.1 Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントでの設定」
Systemwalker Centric Manager 運用管理クライアントで、以下の手順に従って再設定してください。
ノードポップアップメニューが登録されているノードを確認します。
コマンドラインで以下のように入力します。(以下は、メニュー名が "SSC" の場合の例です。)
> mpaplreg -v -m SSC
以下のような出力結果から、ノード名を退避します。
管理ドメイン名:melba アプリケーション名:SSC コマンドライン:"C:\Program Files\Softek_StorageCruiser\Client\bin\client.exe" -sCMGR -c%PAC -a1.2.3.4 -p4916 ノード:tama
ノードポップアップメニューから、SSC 起動手段を削除します。
コマンドラインで以下のように入力します。(以下は、メニュー名が "SSC" の場合の例です。)
> mpaplreg -d -m SSC
ノードポップアップメニューに、ESC起動手段を登録します。
手順 1 で退避した各ノード名について、コマンドラインで以下のように入力します。環境に合せて適宜変更してください。(以下は、メニュー名が "ESC"、ノード名が "tama"、ESC クライアントインストール先ディレクトリが "C:\Program Files\ETERNUS-SSC" の場合の例です。)
> mpaplreg -a -m ESC -p tama -c "\"C:\Program Files\ETERNUS-SSC\Client\bin\rcxclient.exe\""
ノードのポップアップメニューを確認します。
運用管理クライアントで Systemwalker Centric Manager サービスを再起動して、監視エリア配下の「ノードの検出」を再度実施してください。ノードのポップアップメニューに、ESC のアイコンが表示されます。
ノードのポップアップメニューに本製品のアイコンが表示されない場合は、以下のコマンドで登録内容を確認してください。(以下は、メニュー名が "ESC" の場合の例です。)
> mpaplreg -v -m ESC