SSC マネージャと SSC クライアントで、以下に示すファイルを退避します。
Windows 版マネージャの場合
参考
以下の説明で、$SSC_INS_DIR は、SSC マネージャをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$SSC_ENV_DIR は、SSC マネージャをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$SSC_TMP_DIR は、SSC マネージャをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。
どのディレクトリも、デフォルトは C:\Program Files\Softek_StorageCruiser です。
設定ファイル
以下のファイルを退避します。
これら以外のファイルで、SSC インストール時点から変更していないファイルの退避は不要です。
$SSC_ENV_DIR\Manager\etc\san\engine ディレクトリ配下
bcm.conf
sanma.conf
ssmgr.conf
$SSC_INS_DIR\Manager\bin ディレクトリ配下
manager.ini
bat ファイル
$SSC_ENV_DIR\Manager\etc\san\engine\trapop.bat ファイルを退避します。ただし、SSC インストール時点から変更していない場合、退避は不要です。
本バッチの処理に関連するファイルがあれば、一緒に退避してください。
障害監視 XML ファイル
ユーザー独自でカスタマイズした障害監視 XML ファイルが存在する場合は、$SSC_ENV_DIR\Manager\etc\san\engine\snmpth ディレクトリ配下の該当ファイルを退避します。該当ファイル以外の退避は不要です。
装置ポーリング設定 XML ファイル
ユーザー独自でカスタマイズした装置ポーリング設定 XML ファイルが存在する場合は、$SSC_ENV_DIR\Manager\etc\san\engine\devicepolling ディレクトリ配下の該当ファイルを退避します。該当ファイル以外の退避は不要です。
イベントログファイル
$SSC_TMP_DIR\Manager\var\san\engine\systemevent.csv ファイルを退避します。
Solaris OS 版マネージャの場合
下記手順における「退避場所」には、適当な退避先ディレクトリを指定してください。
クラスタ環境の場合は、運用管理サーバ共有データ用共有ディスクをマウントしてください。
設定ファイル
以下のファイルを退避します。これら以外のファイルで、SSC インストール時点から変更していないファイルの退避は不要です。クラスタ環境の場合、manager.ini ファイルは各クラスタノード固有の設定ファイルであるため、各クラスタノードで manager.ini ファイルの変更確認および退避を実施してください。
/etc/opt/FJSVssmgr ディレクトリ配下
bcm.conf
sanma.conf
ssmgr.conf
/opt/FJSVssmgr/bin ディレクトリ配下
manager.ini
以下のコマンドで退避先にコピーしてください。
# cp -p 退避ファイル 退避場所
sh ファイル
/etc/opt/FJSVssmgr/trapop.sh ファイルを退避します。ただし、SSC インストール時点から変更していない場合、退避は不要です。
本スクリプトの処理に関連するファイルがあれば、一緒に退避してください。
以下のコマンドで退避先にコピーしてください。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/trapop.sh 退避場所
障害監視XMLファイル
ユーザー独自で定義/カスタマイズした障害監視 XML ファイルが存在する場合は、/etc/opt/FJSVssmgr/snmpth ディレクトリ配下の該当ファイルを退避します。該当ファイル以外の退避は不要です。
以下のコマンドで退避先にコピーしてください。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/snmpth/該当ファイル 退避場所
装置ポーリング設定 XML ファイル
ユーザー独自で定義/カスタマイズした装置ポーリング設定 XML ファイルが存在する場合、/etc/opt/FJSVssmgr/devicepolling ディレクトリ配下の該当ファイルを退避します。該当ファイル以外の退避は不要です。
以下のコマンドで退避先にコピーしてください。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/devicepolling/該当ファイル 退避場所
イベントログファイル
/var/opt/FJSVssmgr/systemevent.csv ファイルを退避します。
以下のコマンドで退避先にコピーしてください。
# cp -p /var/opt/FJSVssmgr/systemevent.csv 退避場所
クライアントの場合
参考
以下の説明で、$SSC_INS_DIR は、SSC クライアントをインストールした時の「インストール先のフォルダ」です。
デフォルトは、C:\Program Files\Softek_StorageCruiser です。
$SSC_INS_DIR\Client\bin\client.ini ファイルを退避します。ただし、SSC インストール時点から変更していない場合、退避は不要です。