「ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 Manager/Agent (Solaris, HP-UX)」の CD-ROM に、以下の統合インストーラ対応設定スクリプトが格納されています。
項番 | ファイル | 説明 |
|---|---|---|
1 | .FJSVclis/Config1/I30FJSVssage.sh | 設定スクリプトです。 |
2 | .FJSVclis/Config1/config/FJSVssage.m | 設定ファイルのひな形です。 |
以下の前提条件があります。
統合インストーラから実行されることを前提としています。
シングルユーザーモードで実行されることを前提としています。
設定スクリプトの動作には、ETERNUS SF Storage Cruiser エージェントをインストール済みである必要があります。統合インストーラ実行時に、ETERNUS SF Storage Cruiser を選択して ETERNUS SF Storage Cruiser エージェントをインストールしてください。
設定した IP アドレスから hostname を参照できる必要があります。
下記の手順で設定します。
I30FJSVssage.sh スクリプトと FJSVssage.m ファイルをコピーします。
FJSVssage.m ファイルは、CD-ROM の構成と同じように、config ディレクトリ配下に置いてください。
（コピー先ディレクトリ）/I30FJSVssage.sh
（コピー先ディレクトリ）/config/FJSVssage.m
コピーした FJSVssage.m ファイルを編集します。
編集が必要な箇所は、以下のように、ヘッダーとフッターで囲まれています。
ヘッダー：#################### EDIT FROM HERE #################### フッター：#################### STOP EDITING HERE ###################
FJSVssage.m ファイルの以下の行の 10.10.10.10 を、起動IPアドレスに変更してください。イコール（"="）の前後には、空白を入れないでください。
起動IPアドレスは、「6.1.4.2 エージェントの管理 LAN の IP アドレス設定」に従って設定してください。
AgentIPAddress=10.10.10.10
設定スクリプトにより、以下のコマンドが実行されます。
/opt/FJSVssage/bin/setagtip -i xx.xx.xx.xx
xx.xx.xx.xx は、FJSVssage.m ファイルの AgentIPAddress に指定したIPアドレスです。設定スクリプトで、「6.1.4.2 エージェントの管理 LAN の IP アドレス設定」の処理が行われます。 setagtip コマンドは、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「12.5.1.2 エージェント情報変更コマンド(setagtip)」を参照してください。
参考
設定スクリプトが異常終了した時の対処
設定スクリプトが異常終了した時は、エラーメッセージが出力されます。FJSVssage.m ファイルを修正して、設定スクリプトを再実行してください。
