Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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第15章 Interstage シングル・サインオン運用時の異常> 15.2 トラブル事例

15.2.3 統合Windows認証に関するトラブル

業務システムの保護リソースへのアクセス時、または認証基盤のURLへのアクセス時に、認証画面が表示されず、Webブラウザに何も表示されない

 統合Windows認証時に表示されるメッセージファイル(注1)に必要なFORMタグが設定されていない可能性があります。以下のメッセージファイルを確認し、FORMタグを正しく記述してください。(注2)

Webブラウザに表示するメッセージが文字化けする

 統合Windows認証時に表示されるメッセージファイル(注1)に必要な<meta>タグの“charset”属性の設定に誤りがある可能性があります。メッセージファイルを確認し、<meta>タグの“charset”属性を正しく記述してください。(注2)

統合Windows認証を実施しているのに、基本認証ダイアログが表示される

 Webブラウザの設定を見直してください。Webブラウザの設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“Active Directoryと連携するための設定”を参照してください。

統合Windows認証によるサインオン取り消し時に、「統合Windows認証に失敗しました。」が表示される

 認証操作によって表示されたすべてのWebブラウザ画面を閉じて、再度認証操作を実施してください。

Active Directoryの設定を変更した後、統合Windows認証を行うと「統合Windows認証に失敗しました。」が表示される

 ドメインからいったんログオフし、再度ログオンした後、統合Windows認証を行ってください。

連携しているActive Directoryのドメインにログオンしても、統合Windows認証に失敗する

 統合Windows認証に失敗するユーザIDでWindowsログオンした際、Kerberos認証のキー配布センターから、チケット許可チケットが正しく発行されているか確認してください。

Webブラウザに「ページを表示できません」が表示され、システムのログにsso07000番台のメッセージが出力される

 Webブラウザに表示する以下のメッセージファイルのサイズが512バイト未満です。ファイルのサイズを512バイト以上にカスタマイズしなおしてください。(注1)

 注1)統合Windows認証時に表示されるメッセージファイルについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“カスタマイズできるメッセージ”を参照してください。

 注2)統合Windows認証時に表示されるメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”−“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”−“統合Windows認証時に表示されるメッセージ用のタグの仕様”を参照してください。


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