Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常> 8.12 Interstage JMSの異常時の対処

8.12.3 スナップログ

 スナップログはJMSアプリケーションのデバッグ情報として、JMSアプリケーション実行中の各種入出力情報をロギングする機能です。

 スナップログを採取するには、JMSアプリケーション起動時に、下表の定義を付加します。

fjmssnapfile

スナップログが出力されるファイル名をフルパスで指定します。

fjmssnaplevel

スナップログの出力レベルを指定します。指定値には1と2があり、デフォルトは1です。
それぞれのレベルで出力される情報を次に示します。

1

2

呼び出された全APIメソッド

全APIメソッドのパラメタ値

 

全APIメソッドからの復帰

APIメソッドからの復帰値

 

APIメソッド呼び出し中に発生した例外

Throwされた例外からのスタックトレース

 

送信したメッセージタイプ

送信したメッセージデータの詳細

 

受信したメッセージタイプ

受信したメッセージデータの詳細

 

注意事項

 スナップログが出力されるファイル名のフルパスには、シンボリックリンクを含めることはできません。

[例]

java -Dfjmssnapfile=C:\Interstage\jms\var\Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic
java -Dfjmssnapfile=/var/opt/FJSVjms/Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic

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