Interstage HTTP Server 運用ガイド
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付録A ディレクティブ一覧

A.30 CustomLog

名前

 CustomLog

形式

 CustomLog "|ihsrlogコマンド実行文"|ログファイル名 ニックネーム [env=[!]環境変数]

機能概要

 アクセスログファイルを作成します。

 |ihsrlogコマンド実行文
 ihsrlogコマンドの実行文を指定します。ihsrlogコマンドの実行文の指定方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ihsrlog”を参照してください。
 ログファイル名
 アクセスログを出力するファイル名を指定します。ファイル名は、絶対パス、またはServerRootディレクティブからの相対パスで指定します。スラッシュ(/)で始まらないパスを指定した場合、ServerRootディレクティブからの相対パスによる指定となります。なお、ディレクトリは、実際に存在するディレクトリ名を指定してください。
 ニックネーム
 LogFormatディレクティブで設定したニックネームを指定します。
 初期値には、以下のようなニックネームがあります。
 env=[!]環境変数
 指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力します。環境変数の先頭に“!”を指定すると、指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力しません。環境変数の設定条件は、SetEnvIfディレクティブで指定します。なお、環境変数については、“環境変数とサーバ変数”を参照してください。

指定位置

 グローバルコンテキスト、バーチャルホスト

省略値

 なし

初期値

CustomLog "|ihsrlog.exe -s logs/accesslog 1 5" ihs-analysis

CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" ihs-analysis

モジュール

 mod_log_config

注意事項


 本ディレクティブにログファイル名を指定した場合、ファイルサイズがulimitコマンド(ボーンシェル系)またはlimitコマンド(Cシェル系)で設定されたファイルサイズに達した際に、エラーメッセージihs70009が出力され、ログの記録に失敗します。


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