Interstage HTTP Server 運用ガイド
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A.64 LogFormat
名前
LogFormat
形式
LogFormat フォーマット [ニックネーム]
機能概要
カスタマイズしたログフォーマットを定義します。
フォーマットとして指定可能な書式パラメタを以下に示します。
- %A
- リクエストを受け付けたWebサーバのIPアドレス
- %b
- クライアントへのデータ転送量(バイト)
- %{Foobar}e
- 環境変数Foobarの内容
環境変数については、“環境変数とサーバ変数”を参照してください。
- %{UNIQUE_ID}e
- リクエストごとに付与される一意なID
- %h
- クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス/ホスト名
- %{Cookie}i
- リクエスト時のCookieヘッダの設定値
- %{Cookie2}i
- リクエスト時のCookie2ヘッダの設定値
- %{Foobar}i
- Foobarで指定したリクエストヘッダの内容
- %{Host}i
- リクエスト時のHostヘッダの設定値
- %{Referer}i
- リクエスト時のRefererヘッダの設定値
- %{User-agent}i
- リクエスト時のUser-agentヘッダの設定値
- %l
- クライアントから返信されるユーザ個人情報
- %{Cookie}n
- ユーザ追跡機能で設定されたクライアントIPアドレス、および一意なID
- %{Set-Cookie}o
- レスポンス時のSet-Cookieヘッダの設定値
- %{Set-Cookie2}o
- レスポンス時のSet-Cookie2ヘッダの設定値
- %p
- リクエストを受け付けたWebサーバのポート番号
- %P
- リクエストを処理した通信プロセスのプロセスID
- %r
- リクエストの最初の行
- %s
- リクエストに対するステータスコード
- %S
- リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間(秒.ミリ秒)
- %t
- クライアントからのリクエストを受け付けた日時
- %T
- リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間(秒)
- %u
- クライアントから送信されたユーザ名
注)Interstage HTTP Serverのユーザ認証機能、またはオンライン照合機能を運用している場合にだけ出力されます。
- %U
- リクエストされたURLのパス
ニックネームには、設定したフォーマットに対する任意のニックネームを指定します。
指定位置
グローバルコンテキスト、バーチャルホスト
省略値
"%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" clf
初期値
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b %A:%p %{Host}i %P %S %{UNIQUE_ID}e" ihs-analysis
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" common
LogFormat "%{Referer}i -> %U" referer
LogFormat "%{User-agent}i" agent |
モジュール
mod_log_config
注意事項
- 指定した書式パラメタに対して出力する情報を持たない場合、または指定した書式パラメタのフォーマットで出力できない場合は、ハイフン“-”が出力されます。
- 書式パラメタに“%l”を指定する場合、IdentityCheckディレクティブを以下のように設定し、アクセスログに“ユーザ名識別”を採取する設定を行う必要があります。
- 書式パラメタに“%{UNIQUE_ID}e”を指定する場合、LoadModuleディレクティブを以下のように設定し、モジュール“unique_id_module”を読み込む必要があります。
(インストールパスはデフォルト)
LoadModule unique_id_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_unique_id.so" |
LoadModule unique_id_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_unique_id.so" |
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