Linkexpress Transactional Replication option説明書
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11.9.3.9 tjnldef(配付定義を登録する)
■機能
配付定義を登録するコマンドです。以下の操作を行います。
登録された配付定義および定義反映を行った後に修正されていない配付定義を新配付定義と呼びます。新配付定義は定義反映を行うことによって、有効な定義となります。定義反映が行われた定義を、現配付定義と呼びます。
■入力形式
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tjnldef [ -s sysname ] { -a | -m | -d } -f filename
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■パラメタの説明
-s sysname
TRMシステム名を指定します。本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。
{-a | -m | -d}
定義操作を指定します。
-a : 指定された定義内容を新規に追加する
-m : 指定された定義内容で既存の定義を変更する
-d : 指定された配付定義ファイルに記述されている配付定義を削除する
-f filename
配付定義ファイルの名前を指定します。
■注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザ(WindowsではAdministratorsローカルグループのユーザ)およびTRM利用者グループのユーザが実行できます。権限の詳細は、"16.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
- 本コマンドを実行する前に、TRMを起動しておく必要があります。TRMに関する詳細は"TRM"を参照してください。
- TJNLの運用状態に関連なく、本コマンドを実行できます。
- 本コマンドを実行する前に、配付定義ファイルを作成しておく必要があります。作成方法については、"配付定義の作成"を参照してください。
- TJNLの環境を削除した場合、登録されていた定義はすべて削除されます。
- 定義操作は配付定義単位に行われます。配付定義ファイル内に複数の配付定義を記述している場合、一部の配付定義で異常が発生してもコマンドの実行は継続され、配付定義ファイルに記述されたすべての配付定義に対して定義操作が行われます。
■使用例
例.配付定義を追加する
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tjnldef -a -f putdef
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