Linkexpress Transactional Replication option説明書
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4.5 Oracleデータベース環境の作成
逐次差分反映先システムでOracleのセットアップを行ってください。
Oracleデータベースの定義を行ってください。
Oracleのセットアップとデータベース定義の方法は、Oracleのマニュアルを参照してください。
データベースにアクセスするユーザや必要な権限については、"7.3.6 lxrtmdbコマンド"を参照してください。
■Oracleの初期化パラメータ
Oracleの初期化パラメータ"OPEN_CURSORS"に以下の値を指定してください。指定値が小さい、または指定されていない場合、RT14012メッセージとともにOracleのメッセージを出力して、逐次差分反映機能が異常終了することがあります。
"すべてのDBサービスグループ定義における格納グループに属するDBサービス数の最大値 × 5 + 54"以上 |
■Oracleに割り当てる資源
多くの逐次差分反映を同時に運用する場合、Oracleに対して十分な資源(Oracleが使用するメモリなど)を割り当ててください。資源が不足した場合、Oracleのメッセージを出力して、逐次差分反映機能が異常終了することがあります。
■注意事項
- 表定義には、主キーが必要です。

Windowsサーバでデータ格納時に動作が停止し無応答になることがあります。この現象は、ORACLEプロセス内のスレッドのWindowsのスケジューリング優先順位が低い場合に発生することがあります。この現象を回避するためにレジストリの"\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE"に以下を設定してください。レジストリの設定については、Windowsのマニュアルを参照してください。ORACLE_PRIORITYの詳細については、Oracleのマニュアルを参照してください。
名前 |
ORACLE_PRIORITY |
種類 |
REG_EXPAND_SZ |
データ |
CLASS:normal;DEF:highest |
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