Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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付録G NetCOBOLの小入出力機能でファイルを使用する場合 |
プロセスモード/スレッドモード共通の注意事項について説明します。
COBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSINまたはSSOUT)の指定が無かった場合、小入出力機能の入出力先が標準出力/標準入力(*1)になります。
*1: バッチアプリケーション内で、入力要求を求めるアプリケーションの実行はできません。入力先がファイル以外からACCEPT文が実行されるとバッチアプリケーションは、入力待ちで停止状態になるため、翻訳オプションの指定漏れに注意してください。
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- 標準出力/標準エラー出力への出力について、および入力要求を求めるアプリケーションの実行については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“COBOLアプリケーションの注意事項”を参照してください。
- バッチ実行基盤で指定する小入出力機能でデータの入出力に使用するコンソールウィンドウの種別については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“アプリケーションが動作するために必要なその他の環境変数の設定”を参照してください。
なお、スレッドモードの場合、最初に実行されたジョブステップのCOBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSOUT)の指定が無かった場合、そのバッチワークユニットのプロセスでは、小入出力機能の入出力先が標準出力になります。以降のジョブステップで翻訳オプション(SSOUT)を指定したCOBOLアプリケーションを実行しても、小入出力機能の出力先をファイルに変更できません。
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