Interstage Job Workload Server セットアップガイド
目次 前ページ

付録G NetCOBOLの小入出力機能でファイルを使用する場合

G.4 プロセスモード/スレッドモード共通の注意事項

プロセスモード/スレッドモード共通の注意事項について説明します。

■翻訳オプション(SSINまたはSSOUT)の指定が無かった場合

COBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSINまたはSSOUT)の指定が無かった場合、小入出力機能の入出力先が標準出力/標準入力(*1)になります。

*1: バッチアプリケーション内で、入力要求を求めるアプリケーションの実行はできません。入力先がファイル以外からACCEPT文が実行されるとバッチアプリケーションは、入力待ちで停止状態になるため、翻訳オプションの指定漏れに注意してください。

なお、スレッドモードの場合、最初に実行されたジョブステップのCOBOLアプリケーションで翻訳オプション(SSOUT)の指定が無かった場合、そのバッチワークユニットのプロセスでは、小入出力機能の入出力先が標準出力になります。以降のジョブステップで翻訳オプション(SSOUT)を指定したCOBOLアプリケーションを実行しても、小入出力機能の出力先をファイルに変更できません。


目次 前ページ

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED