Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第2章 業務構成要素の設計> 2.3 バッチサーバ環境の設計> 2.3.1 バッチサーバ環境全体の設計

2.3.1.3 バッチジョブ定義データベースの設計

バッチジョブ定義データベースに“バッチジョブ定義格納ディレクトリ”を利用します。バッチジョブ定義は、バッチジョブ定義格納ディレクトリに格納され、管理されます。

バッチジョブ定義格納ディレクトリの設計要素には以下があります。

■登録するバッチジョブ定義

バッチジョブ定義格納ディレクトリに登録するバッチジョブ定義について、以下の値を決定します。

  1. ジョブ定義登録数
    バッチジョブ定義格納ディレクトリに登録するジョブ定義数を決定します。
  2. プロシジャ定義登録数
    バッチジョブ定義格納ディレクトリに登録するプロシジャ定義数を決定します。
  3. ジョブ定義内の最大ステップ数
    1つのジョブ定義内に定義する最大ステップ数を決定します。
  4. プロシジャ定義内の最大ステップ数
    1つのプロシジャ定義内に定義する最大ステップ数を決定します。
  5. ジョブ定義内の資源定義の最大数
    1つのジョブ定義内に定義する資源定義の最大数を決定します。
  6. プロシジャ定義内の資源定義の最大数
    1つのプロシジャ定義内に定義する資源定義の最大数を決定します。

ファイルのNetCOBOL連携機能のファイルの連結やダミーファイルを使用する場合も、資源定義の見積り方法に変更はありません。

■バッチジョブ定義格納ディレクトリの配置場所

バッチジョブ定義格納ディレクトリを配置する、ディレクトリを決定します。
バッチジョブ定義格納ディレクトリは、上記“登録するバッチジョブ定義”で決定した値により、必要なディスク容量が変わります。
したがって、バッチジョブ定義格納ディレクトリを配置するディレクトリは、必要なディスク容量の見積もりを行い、十分に空きのあるファイルシステムにしてください。バッチジョブ定義格納ディレクトリのディスク容量が不足すると、バッチジョブ定義を追加で登録することができなくなります。


以下に当てはまるディレクトリにはバッチジョブ定義格納ディレクトリを作成することはできません。

バッチジョブ定義格納ディレクトリのディスク容量の見積もりについては、“バッチジョブ定義格納ディレクトリのディスク容量見積もり”を参照してください。

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