Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第3章 ジョブの設計 | > 3.4 バッチアプリケーションの設計 |
マルチジョブコントローラのカスケードモードを使用する場合のバッチアプリケーションの設計について説明します。
ジョブの入力ファイルと出力ファイルの構成について、以下のとおり設計する必要があります。
バッチアプリケーションでのファイルアクセスについてイメージを以下に示します。
バッチアプリケーションのロジックについて、以下のとおり設計する必要があります。
名前付きパイプに入出力するバッチアプリケーションのイメージを以下に示します。
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- バッチアプリケーションでは、復帰するまでに必ずファイルをオープンしクローズするようにしてください。ファイルのオープンおよびクローズを行わなかった場合はジョブが終わらなくなる場合があります。ジョブが終わらなくなった場合は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブが実行終了遅延した場合の対処”を参照して対処してください。
- カスケードジョブステップ間のデータ入出力は名前付きパイプとなり、異常が発生した場合には名前付きパイプは削除されるため、アプリケーションのデバックのための情報として使用できません。そのため、アプリケーションのデバック性を考慮し、異常検出時はアプリケーションでデバッグ情報を標準出力に出力しておくことを推奨します。アプリケーションの標準出力はジョブログに出力されます。
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