Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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第2章 ジョブの設計に必要な知識> 2.2 バッチジョブ定義> 2.2.1 ジョブ定義

2.2.1.1 ジョブ定義の基本情報

ジョブの基本情報として以下を設定します。

ジョブ定義名

ジョブを識別する名前です。
ジョブ定義名は、バッチジョブ定義データベースのジョブ定義内で一意な値を設定します。


“ジョブ定義名+ジョブステップ名(プロシジャ呼出しステップ名を含む)”の長さが、“255-(インストールディレクトリ名の長さ+ホスト名の長さ+60)”以下になるように設定してください。

 

ジョブの実行結果の通知

ジョブの実行結果に、ジョブに関する情報を通知するか設定します。

資源の獲得に失敗した場合の動作

バッチ実行基盤では、ジョブの実行時にジョブが使用する資源(ファイル)の排他を獲得します。この際に、獲得できなかった場合の動作を、以下から選択します。


世代ファイルを使用する場合、ジョブ定義の資源の獲得に失敗した場合の動作に[排他の獲得に失敗した場合、ジョブを異常終了させる]を指定するようにしてください。
[すべての資源の排他を獲得できるまで、ジョブの実行を待ち合わせる]の指定で排他待ちが発生すると、排他待ちジョブが世代ファイルを相対世代番号で指定していた場合、ジョブの投入以降に世代番号が更新され、指定した世代とは異なる世代を参照してしまう可能性があります。

 

コメント

ジョブ定義に関するコメントを記述します。
コメントを、ジョブ情報として、ジョブログに出力できます。


ジョブ情報については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブ情報の出力形式”を参照してください。

 


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