Interstage Job Workload Server 運用ガイド
目次 前ページ次ページ

第4章 保守> 4.8 バッチサーバ環境の変更> 4.8.3 バッチ業務の変更

4.8.3.10 セキュリティ権限グループの変更


インストール時に指定したバッチシステム利用者のOSのグループ名およびInterstage運用者のOSのグループ名をインストール後に変更することができます。

インストール時に指定したバッチシステム利用者のOSのグループ名をインストール後に変更することができます。

現在のセキュリティ権限グループ名を確認したい場合は、btfwsetsecuritymodeコマンドで行います。

セキュリティ権限グループの変更は、以下の手順で行います。

■バッチシステムの運用停止

バッチシステムの運用停止”の手順に従って行ってください。

■ログ出力サービスの停止

ログ出力サービス停止コマンドにより、ログ出力サービスを停止してください。


ログ出力サービス停止コマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”の"apfwstoplog"を参照してください。

■セキュリティ権限グループの変更

セキュリティ権限グループの変更は、btfwsetsecuritymodeコマンドで行います。


バッチシステム利用グループを"usergroup"に変更し、Interstage運用グループを"managegroup"に変更する実行例を以下に示します。

btfwsetsecuritymode -u usergroup -m managegroup



バッチシステム利用グループを"usergroup"に変更する実行例を以下に示します。

btfwsetsecuritymode -u usergroup


btfwsetsecuritymodeコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

■ユーザ資産の権限変更

バッチアプリケーションで使用するファイル、バッチワークユニットの配備元資源、バッチジョブ定義格納ディレクトリ、ジョブスプール格納ディレクトリ、およびジョブログスプール格納ディレクトリなどのユーザ資産については、必要に応じて手動で権限を変更してください。

■Interstageの権限変更


Interstage Application Serverが強化セキュリティモードの状態で、Interstage運用グループを変更した場合、issetsecuritymodeコマンドでセキュリティ権限を変更する必要があります。
Interstage運用グループを"managegroup"に変更する実行例を以下に示します。

issetsecuritymode -g managegroup


Interstage Job Workload Serverのインストール先ディレクトリのファイルシステムがNTFSの場合、issetfoldersecurityコマンドにより、Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリにバッチシステム利用グループのアクセス権限を設定します。
バッチシステム利用グループ"usergroup"にアクセス権限を設定するための実行例を以下に示します。

issetfoldersecurity usergroup


issetsecuritymodeコマンドについては、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

■システムの再起動

OSシステムを再起動してください。

■バッチシステムの運用開始

バッチシステムの運用開始”の手順に従って行ってください。


目次 前ページ次ページ

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED