Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第4章 保守 | > 4.6 一括退避/復元のサンプル | > 4.6.1 退避簡易化ツールを使用したバッチサーバ環境資源の退避 |
バッチサーバ環境資源の退避用サンプルの使用方法について以下に示します。
/opt/FJSVibsbc/sample/bk-rs-tool/btfwbkpbtsv [-u ユーザ資源のリスト] [-i "Interstageサービス資源の一括退避シェルスクリプトの実行文字列"] 退避ディレクトリ
/opt/FJSVibsbc/sample/bk-rs-tool/btfwbkpbtsv [-u ユーザ資源のリスト] [-i Interstageサービス資源の一括退避シェル] 退避ディレクトリ
以下のバッチサーバ環境資源を指定されたディレクトリに退避します。
- バッチサービス資源
- バッチジョブ定義格納ディレクトリ(バッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義格納ディレクトリを利用する場合のみ)
- バッチワークユニット資源
- バッチワークユニットの配備元資源
- 配備したコマンドやスクリプト
- rcプロシジャ
- Interstageのサービス資源
-u ユーザ資源のリスト
配備したコマンドやスクリプトのパスを記述したリストの格納パスを指定します。
リストの格納パスの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
リストの記述形式は、1行1ファイル、または1ディレクトリです。絶対パスで指定します。
- ユーザ資源のリストの記述例
/home/user/exec/dir
/home/user/tmp/file
/home/user/cmd
:
本オプションは、省略可能です。
省略時は、配備したコマンドやスクリプトの退避は行いません。
指定した場合、配備したコマンドやスクリプトを含めた退避を行います。
-i "Interstageサービス資源の一括退避シェルスクリプトの実行文字列"
Interstageのサービス資源を一括退避するシェルスクリプトの実行文字列を以下のように指定します。
"Interstageのサービス資源を一括退避するシェルスクリプト格納パス バックアップ・リストア対象定義ファイル格納パス"
一括退避するシェルスクリプトの格納パスの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
本オプションは、省略可能です。
省略時は、Interstageサービス資源の退避は行いません。
指定した場合、Interstageサービス資源の一括退避シェルを実行し退避を行います。
-i Interstageサービス資源の一括退避シェル
Interstageのサービス資源を一括退避するシェルの格納パスを指定します。
格納パスの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
本オプションは、省略可能です。
省略時は、Interstageサービス資源の退避は行いません。
指定した場合、Interstageサービス資源の一括退避シェルを実行し退避を行います。
退避ディレクトリ
バッチサーバ環境資源を退避するディレクトリを、256バイト以内で指定します。
退避ディレクトリの指定形式は、絶対パス、または相対パスで指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した退避ディレクトリは、本サンプル実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。
所有者
root
グループ
root
権限
0700
システム管理者(スーパユーザ)
バッチサーバ環境資源の退避を行います。
# /opt/FJSVibsbc/sample/bk-rs-tool/btfwbkpbtsv /home/backup/btsv : FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03200: Completed batch system backup. : INFO: 03294: Completed batch server environmental resource backup. |
0:正常終了
上記以外:異常終了
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