Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第2章 通常運用 | > 2.2 バッチ業務の運用 | > 2.2.4 ジョブの操作 |
投入したジョブの実行を中断するときに、ジョブのキャンセルを行います。
ジョブは、投入から終了までの間であればいつでもキャンセルできます。
ジョブをキャンセルすると、対象ジョブは以下のジョブ終了コードで異常終了します。
ジョブ終了コード |
Systemwalker Operation Managerクライアントに表示されるジョブの終了コード |
意味 |
---|---|---|
0x60000501 |
255 |
オペレータなどの人的なジョブのキャンセルによるジョブの実行中断 |
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- ジョブのキャンセルは、バッチアプリケーションが無限ループに陥っている可能性がある場合などに使用します。
- 実行待ちや、保留中のジョブをキャンセルした場合、ジョブログは出力されません。
- ジョブが実行中の状態でキャンセルした場合、実行中のバッチアプリケーションは強制的に中断され、後続ジョブステップは実行せずにジョブは異常終了します。
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- 実行中のジョブをキャンセルする目的でバッチワークユニットを停止しないでください。ジョブが実行中のままとなる場合があります。誤ってバッチワークユニットを停止した場合は、“イニシエータが稼働状態の場合の対処”を参照して対処する必要があります。
- ジョブをキャンセルしてもジョブが終了しない場合は、バッチワークユニットが停止状態、またはバッチワークユニットが縮退運用状態となっている可能性があります。“ジョブが実行終了遅延した場合の対処”にしたがって対処してください。
- 以下の場合、実行中のジョブはキャンセルできませんが、対象のバッチワークユニット、イニシエータが停止するため、ジョブは異常終了します。ジョブが異常終了するまで待ってください。
- Interstageを停止した場合
- バッチワークユニットが強制停止中の場合
- ジョブをキャンセルした場合、タイミングによりシステムログに以下のメッセージが出力される場合がありますが、このエラーは無視してください。ジョブの実行環境としては問題ありません。
- BTFW52160
- BTFW54034
- BTFW62404
- FSP_INTS-BAS_AP1007
- FSP_INTS-BAS_AP23027
- od10301
- od10605
- EXTP4905
- EXTP4911
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