Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
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第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 3.1 資源のバックアップとリストア> 3.1.5 リストア手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

3.1.5.12 Interstage シングル・サインオン資源のリストア

 Interstage シングル・サインオン資源のリストア手順について説明します。

■リストアコマンド

 Interstage シングル・サインオン資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

 C:\Interstage\bin\ssorestore.exe


 /opt/FJSVssocm/bin/ssorestore

■リストア方法(認証サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をリストアする場合について説明します。

 “X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back”ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

1.ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、認証サーバの資源をリストアします。
  ssorestore -f X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back

2. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

 “/backup/FJSVssoac/ssoac_back”ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、認証サーバの資源をリストアします。
  ssorestore -f /backup/FJSVssoac/ssoac_back

2. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(業務サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をリストアする場合について説明します。

 “X:\Backup\ssoatzag\ssoaz_back”ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

1.ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、業務サーバの資源をリストアします。
  ssorestore -f X:\Backup\ssoatzag\ssoaz_back

2. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

 “/backup/FJSVssoaz/ssoaz_back”ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

1.ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、業務サーバの資源をリストアします。
  ssorestore -f /backup/FJSVssoaz/ssoaz_back

2. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(Javaアプリケーション)

 Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をリストアする場合について説明します。

 “X:\Backup\ssoatzag\java”ディレクトリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

 xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
  xcopy X:\Backup\ssoatzag\java\Javaアプリケーション資源ファイル C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample (注)

 “/backup/FJSVssoaz/java”ディレクトリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。

 cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
  cp -p /backup/FJSVssoaz/java/Javaアプリケーション資源ファイル /home/jaas/sample (注)

注)

 Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。
 Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。

■注意事項


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