Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第5章 分散トランザクション機能の運用> 5.5 リソース管理プログラムのための環境作成

5.5.1 リソース定義ファイルの作成

 リソース定義ファイルは、リソース(データベースなど)ごとに必要となるリソース定義をファイルに記載したものです。
 OTS用のリソース定義ファイルは、リソースごとに作成し、リソースの種別名、OPENINFO/CLOSEINFO文字列情報などをテキスト形式で記述します。
 JTS用のリソース定義ファイルでは、JNDIから各データベースベンダが提供するjavax.transaction.xa.XADataSourceの実装クラスを取得するための情報(initialContextFactory,providerURLなど)をテキスト形式で記述します。
 OTSリソース管理プログラムの登録時と起動時にパラメタとして、このリソース定義ファイル名を指定します。JTS用のリソース管理プログラムの起動時は指定する必要がありません。
 JTS用のリソース定義を作成する場合は、isj2eeadminコマンドによって登録する、接続対象となるリソースの“定義名”を指定することを推奨します。

 リソース定義ファイルの設定例を以下に示します。

OracleのOTS用のリソース定義ファイル例

# リソース定義名
NAME=ORACLE_DEF
# 環境変数
ENVIRON ORACLE_SID=orac
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=Oracle_XA
OPENINFO=Oracle_XA+Acc=P/system/manager+SesTm=0
CLOSEINFO=


SymfowareのOTS用のリソース定義ファイル例

# リソース定義名
NAME=RDBII_DEF
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=RDBII
OPENINFO=TO 'DB1' USER 'system/manager'
CLOSEINFO=

OracleのJTS用のリソース定義ファイル例

# リソース定義名
name=ORACLE_JTS_DEF
# 使用するintialContextFactory, providerURL,
type=DBMS
lookUpName=jdbc/xa/OracleXADataSource
initialContextFactory=com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
providerURL=file:/JNDI/xa
rscType=JTS

SQL Server用のOTS用のリソース定義ファイル例

# リソース定義名
NAME=SQL_SERVER_DEF
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=MS_SQL_Server
OPENINFO=Tm=OTS,RmRecoveryGuid=197BAA60-8011-11d2-B342-0000E20F0756
CLOSEINFO=Tm=OTS,RmRecoveryGuid=197BAA60-9011-11d2-B342-0000E20F0756

SymfowareのOTS用のリソース定義ファイル例(スレッドモードでリソース管理プログラムを扱う場合)

# リソース定義名
NAME=RDBII_DEF_THREAD
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=RDBII
OPENINFO=TO 'DB1' USER 'system/manager'
CLOSEINFO=
THREADS=TRUE

 リソース定義ファイルはテキストエディタで作成します。リソース定義ファイルの詳細な書式は、“アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)”を参照してください。
 リソース定義ファイルは、ANSI形式で保存してください。Unicode形式で保存した場合、リソース定義登録でエラーになります。


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