Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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5.4.1 XA連携用プログラムの作成
XA連携用プログラムは、データベースとXAインタフェースで連携するためのプログラムです。
XAインタフェースは、X/OPENで規約されているインタフェースです。
XA連携用プログラムを作成する場合は、otsmkxapgmコマンドを使用して作成します。
注) JTS用リソース管理プログラムではXA連携用プログラムを作成する必要はありません。
標準で以下のXA連携用プログラムを提供しています。これらのXA連携用プログラムはInterstageのインストールディレクトリ\ots\program\rsc配下に以下に示すファイル名で格納されています。Oracle8i用リソース管理プログラムは、Oracle8.1.5以上の環境で使用できます。このうち、Symfoware/RDB用のXA連携用プログラムは、プロセスモード用とスレッドモード用があり、スレッドモード用のXA連携用プログラムは、Symfoware/RDBから提供されているスレッド用ライブラリを意識したものです。よって、Symfoware/RDBを使用する場合、環境にあわせてスレッドモード用ライブラリあるいは、プロセスモード用ライブラリを使用してください。また、MQDに関係するXA連携用プログラムは、すべてスレッドモード用になります。
- Oracle8i用XA連携用プログラム(otsxaora81.dll/otsxaora81.lib)
- Oracle8i用XA連携用プログラム(otsxaora81_java.dll/otsxaora81_java.lib)(Java言語サーバアプリケーション用)
- Oracle9i用XA連携用プログラム(otsxaora9i.dll/otsxaora9i.lib)
- Oracle9i用XA連携用プログラム(otsxaora9i_java.dll/otsxaora9i_java.lib)(Java言語サーバアプリケーション用)
- Oracle10g用XA連携用プログラム(otsxaora10g.dll/otsxaora10g.lib)
- Oracle10g用XA連携用プログラム(otsxaora10g_java.dll/otsxaora10g_java.lib)(Java言語サーバアプリケーション用)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(otsxasym.dll/otsxasym.lib)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(otsxasym_java.dll/otsxasym_java.lib)(Java言語サーバアプリケーション用)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(otsxasym_mt.dll/otsxasym_mt.lib)(スレッドライブラリをリンク)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(otsxasym_mt_java.dll/otsxasym_mt_java.lib)(スレッドライブラリをリンクしたJava言語サーバアプリケーション用)
- MQD用XA連携用プログラム(otsxamqd.lib/otsxamqd.lib)
- MQDとOracle8iを使用する場合のXA連携用プログラム(otsxamqd_ora81.dll/otsxamqd_ora81.lib)
- MQDとOracle9iを使用する場合のXA連携用プログラム(otsxamqd_ora9i.dll/otsxamqd_ora9i.lib)
- MQDとOracle10gを使用する場合のXA連携用プログラム(otsxamqd_ora10g.dll/otsxamqd_ora10g.lib)
- MQDとSymfowareを使用する場合のXA連携用プログラム(otsxamqd_sym.dll/otsxamqd_sym.lib)
- MQDとSymfowareを使用する場合のXA連携用プログラム(otsxamqd_sym_mt.dll/otsxamqd_sym_mt.lib)(Symfowareスレッドライブラリをリンク)
上記以外のXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドを使用して作成します。
Oracle用のXA連携用プログラムの作成
下記にコマンド実行例を示します。
otsmkxapgm -s xaosw -r "/libpath:'C:\ORANT\ORA81\RDBMS\XA' ORAXA8.LIB" -o D:\TEMP\OTS\OTSORAXA.DLL |
標準に以下のXA連携用プログラムを提供しています。これらのXA連携用プログラムはデータベース連携サービスのインストールディレクトリ/program/xa配下に以下に示すファイル名で格納されています。このうち、Symfoware/RDB用のXA連携用プログラムは、プロセスモード用とスレッドモード用があり、スレッドモード用のXA連携用プログラムは、Symfoware/RDBから提供されているスレッド用ライブラリを意識したものです。よって、Symfoware/RDBを使用する場合、環境に合わせてスレッドモード用ライブラリあるいは、プロセスモード用ライブラリを使用してください。
- Oracle用XA連携用プログラム(libotsxaora.o) (プロセスモード)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(libotsxasym.o)(プロセスモード)
- Symfoware/RDB用XA連携用プログラム(libotsxasym_mt.o)(スレッドモード)
また、MQDに関係するXA連携用プログラムは、すべてスレッドモード用になります。
- MQD用XA連携用プログラム(libotsxamqd.o) (スレッドモード)
- OracleとMQDを使用する場合のXA連携用プログラム(libotsxamqd_ora.o) (スレッドモード)
- Symfoware/RDBとMQDを使用する場合のXA連携用プログラム(libotsxamqd_sym.o)(スレッドモード)
上記以外のXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドを使用して作成します。
なお、リソース管理プログラムとサーバアプリケーションをスレッドモードで作成する場合は、XA連携用プログラムもスレッドモード用に作成する必要があります。スレッドモードで作成する場合は、-t threadをotsmkxapgmコマンドのオプションとして指定します。
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