Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第3章 ワークユニットの作成 | > 3.1 CORBAワークユニットの作成 | > 3.1.2 アプリケーションの開発 |
ワークユニットが提供する出口機能について説明します。
ワークユニットの出口機能を使用する場合は、運用中にワークユニット定義で指定したカレントディレクトリのディスク領域で、領域不足が発生しないよう十分注意してください。
領域不足が発生すると、ワークユニット出口およびプロセス回収出口の実行に失敗する場合があります。
ワークユニット出口プログラム機能の使用方法について説明します。
ワークユニット出口は、ワークユニット単位で資源の獲得/解放などの処理を行うための出口プログラムです。ワークユニット起動時に、アプリケーションプロセスの起動前に1度呼び出されます。また、ワークユニット停止時およびワークユニット異常終了時に、ワークユニット配下のプロセスの回収処理が終了したあとに1度呼び出されます。
また、アプリケーションの前出口プログラムおよび後出口プログラムは、アプリケーションプロセスの起動および停止時に呼び出される出口プログラムであるのに対し、ワークユニット出口プログラムは、ワークユニットの起動、停止および異常終了時に呼び出される出口プログラムです。
これにより、ワークユニット単位で共有メモリなどの資源を獲得する場合、ワークユニット出口より共有メモリの獲得/解放処理を行うことが可能となります。
また、ワークユニット出口機能とプロセス回収出口機能を併用する場合は、実行モジュールは同一とする必要があります。
プログラミングの詳細は、“ワークユニット出口プログラム機能”を参照してください。
ワークユニット出口プログラム機能を使用する場合、次のことに注意してください。
プロセス回収出口プログラム機能の使用方法について説明します。
プロセス回収出口は、アプリケーションプロセス終了後にアプリケーションプロセス内で獲得した資源を解放するための出口プログラムです。ワークユニット停止やアプリケーション異常などによる、アプリケーションプロセスの終了を契機に、アプリケーションプロセスとは別プロセスよりプロセス回収出口が呼び出されます。
これにより、共有メモリなどに作成したアプリケーションプロセスの資源を解放することが可能となります。
また、ワークユニット出口機能とプロセス回収出口機能を併用する場合は、実行モジュールは同一とする必要があります。
プログラミングの詳細は、“プロセス回収プログラム出口機能”を参照してください。
プロセス回収出口機能を使用する場合、次のことに注意してください。
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