Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第1章 Interstage Application ServerのOLTPサーバ> 1.1 OLTPサーバでできること

1.1.2 既存資産の活用とシステム統合

 従来の業務を維持しつつ、新しく業務展開を図る場合や、従来のアプリケーションを新しいシステム環境に即応させる場合、既存資産の活用技術と情報統合技術が、その展開スピードを左右することになります。

 Interstageはアプリケーションサーとして新規アプリケーションの基盤機能を提供するとともに、これらのアプリケーションや新しいクライアントに対して、既存のアプリケーションや、データベースをカプセル化するラッパー機を提供します。これにより、既存業務システムとそのアプリケーションを十分に活用した新たなシステム構築が可能となります。

Windows Server 2003 for Itanium-based Systemsでは、ラッパー機能は提供していません。

 FNA/TPは、Solaris固有です。
 F6680、I3270への端末通信ラッパー機能は、Server2000と連携することで可能です。

ラッピングによる既存アプリケーションの利用

 Interstageでは、既存システムのアプリケーションを、他の分散環境のオブジェクトと同じように1つのオブジェクトとして、同期または非同期の通信形態で利用できます。既存システム上のアプリケーションは、ラッピングにより最小限の変更でクライアントから直接連携することができます。


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