印刷形態ごとにプリンタドライバの設定は異なります。
プリンタドライバのインストール後、以下の手順で対象プリンタのプロパティを表示し、適切な設定を行ってください。
装置データ印刷のWindows経由印刷では、プリンタ装置で推奨されているプリンタドライバを利用します。
以下に示す画面は、FUJITSU FMPR5610Gのプリンタドライバの設定を例としてあげています。使用するプリンタ装置専用のドライバで以下の設定を行ってください。
「ポート」タブでポートを「LPT1:」に設定します。
図13.1 FMPR5610Gのプロパティ(「ポート」タブ)
「詳細設定」タブで「プリンタに直接印刷データを送る」は指定しないでください。
図13.2 FMPR5610Gのプロパティ(「詳細設定」タブ)
「詳細設定」タブの「プリントプロセッサ」で「既定のデータ型」を「RAW」に設定してください。
図13.3 FMPR5610Gのプロパティ(プリントプロセッサ)
詳細オプションの「ドキュメントのオプション」では「詳細な印刷機能」を「無効」に設定してください。
この設定画面は「プロパティ」の「全般」タブから「印刷設定」-「詳細設定」の順にクリックすることで表示されます。(Windows(R) 7の場合は、「プロパティ」の「全般」タブから「基本設定」-「詳細設定」の順にクリックすることで表示されます。)
図13.4 FMPR5610Gのプロパティ(詳細オプション)
装置データ印刷のダイレクト印刷では、プリンタ装置専用のドライバを利用します。
以下に示す画面は、FUJITSU FMPR-661Kのプリンタドライバの設定を例としてあげています。使用するプリンタ装置専用のドライバで以下の設定を行ってください。
「ポート」タブでポートを「LPT1:」に設定します。
図13.5 FMPR-661Kのプロパティ(「ポート」タブ)
注意
「ポート」タブで「双方向サポートを有効にする」の選択を解除しないでください。
(3)GDI印刷の場合
GDI印刷では、Windows(R) にプリンタエミュレータ専用のプリンタを作成する必要があります。このとき、プリンタドライバはKシリーズ端末エミュレータに同梱されているドライバを使用します。
「13.2 プリンタドライバのインストール」に従ってプリンタエミュレータ専用のプリンタ「FUJITSU FMPR-KPRTEMU」を作成したあと、次のようにプリンタのプロパティの内容を変更します。
「ポート」タブでポートを「LPT1:」に設定します。
図13.6 FMPR-KPRTEMUのプロパティ(「ポート」タブ)
「詳細設定」タブで「プリンタに直接印刷データを送る」は指定しないでください。
図13.7 FMPR-KPRTEMUのプロパティ(「詳細設定」タブ)
「詳細設定」タブの「プリントプロセッサ」で「既定のデータ型」を「RAW」に設定してください。
図13.8 FMPR-KPRTEMUのプロパティ(プリントプロセッサ)
詳細オプションの「ドキュメントのオプション」では「詳細な印刷機能」を「無効」に設定してください。
この設定画面は「プロパティ」の「全般」タブから「印刷設定」-「詳細設定」の順にクリックすることで表示されます。(Windows(R) 7の場合は、「プロパティ」の「全般」タブから「基本設定」-「詳細設定」の順にクリックすることで表示されます。)
図13.9 FMPR-KPRTEMUのプロパティ(詳細オプション)