ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Copy Control Module 13.4以降からのバージョンアップ手順について記述します。
バージョンアップは以下の手順で実施してください。
なお、ここでのコマンド実行例は、Windowsを対象に記述しています。
環境設定ファイルのバックアップ
使用しているバージョンのマニュアルを参照し、環境設定ファイルのバックアップを行います。
環境設定ファイルのバックアップ
アンインストール
使用しているバージョンのマニュアルを参照し、アンインストールを行います。
インストール
インストールを行います。手順は、以下を参照してください。
環境設定ファイルのリストア
手順1.でバックアップした環境設定ファイルのリストアを行います。手順は、以下を参照してください。
装置情報の再設定
装置情報を再設定します。
「A.2.3 acarray list (ETERNUS ディスクアレイの情報表示コマンド)」を使用して、登録されている装置情報を確認します。
C:\>acarray list Name BOX-ID IP Address ----- ---------------------------------------- ------------ E4000 00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004## 10.124.6.251 E8000 00E8000M9#####E890S20A####KO4070639003## 10.124.6.241
「A.2.4 acarray detail (ETERNUS ディスクアレイの詳細情報表示コマンド)」を使用して、登録されている装置の詳細情報を確認します。
C:\>acarray detail -a E4000 Disk Array Name : E4000 BOX-ID : 00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004## IP Address : 10.124.6.251 Admin User : root Access Path : X: C:\>acarray detail -a E8000 Disk Array Name : E8000 BOX-ID : 00E8000M9#####E890S20A####KO4070639003## IP Address : 10.124.6.241 Admin User : root Access Path : Y:
「A.2.5 acarray remove (ETERNUS ディスクアレイの登録情報の削除コマンド)」を使用して、登録されているすべての装置情報を削除します。
C:\>acarray remove -a E4000 Successful completion. C:\>acarray remove -a E8000 Successful completion.
「A.2.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)」を使用して、削除したすべての装置情報を再登録します。
C:\>acarray add -a E4000 -ip 10.124.6.251 -user root -password root -path X: Successful completion. C:\>acarray add -a E8000 -ip 10.124.6.241 -user root -password root -path Y: Successful completion.
ポイント
旧バージョンで、実在しないドライブ文字またはデバイス名をアクセスパスに設定して装置登録していた場合は、リモート ETERNUS ディスクアレイとして装置を再登録してください。