以下の手順で、AdvancedCopy Manager CCMをインストールします。
rootユーザーでログオンします。
AdvancedCopy Manager CCMのCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して、CD-ROMをマウントします。
以下は、/dev/cdrom(/etc/fstabにcdメディアのデフォルトマウントとして設定されている)にマウントする場合の例です。
# mount /dev/cdrom |
インストールを開始します。
[システム環境が 5 for x86、5 for Intel64の場合]
# rpm -ivh <CD-ROMマウントポイント>/linux50/rpm/FJSVccm-14.1-1.i386.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:FJSVccm ########################################### [100%] |
[システム環境が 5 for Intel Itaniumの場合]
# rpm -ivh <CD-ROMマウントポイント>/linux50-pq/rpm/FJSVccm-14.1-1.ia64.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:FJSVccm ########################################### [100%] |
インストール先を変更する場合は-relocateオプションで、デフォルトとして設定されているディレクトリと変更したいインストール先ディレクトリを指定します。デフォルトのインストール先ディレクトリは以下となります。
パッケージのインストール先ディレクトリ
デフォルトとして/optが設定されています。
環境設定用ファイルのインストール先ディレクトリ
デフォルトとして/etc/optが設定されています。
変更されるファイル(ログファイル、一時ファイルなど)のインストール先ディレクトリ
デフォルトとして/var/optが設定されています。
インストール先を変更する場合の実行例は、以下になります。
# rpm -ivh <CD-ROMマウントポイント>/linux50/rpm/FJSVccm-14.1-1.i386.rpm --relocate /opt=/acm/opt --relocate /etc/opt=/acm/etc/opt --relocate /var/opt=/acm/var/opt
Preparing... ########################################### [100%]
1:FJSVccm ########################################### [100%] |
以下のコマンドを実行した後、本ソフトウェアのCD-ROM媒体を取り出します。
# umount /dev/cdrom # eject cdrom |