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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書テープバックアップ連携編

14.2.1 環境定義系コマンド

バックアップ管理の環境定義系コマンドについて説明します。

注意

環境定義系のすべてのコマンドは、テープサーバおよびそのデーモンが起動されている必要があります。起動されていない場合は、メッセージを出力しエラー終了します。

14.2.1.1 acmsvrset(Storageサーバ構成情報設定コマンド)

名前

acmsvrset - Storageサーバ構成情報の設定

形式

機能説明

Storageサーバの構成情報を設定します。本コマンドを実施する事で、コマンドを実施したStorageサーバが、バックアップ運用を行うサーバである旨の宣言を行います。

また、テープサーバを指定することでStorageサーバとテープサーバの対応付けを設定します。テープへのバックアップ管理は、このコマンドで指定されたテープサーバが行います。テープサーバと対応付けを行っていないStorageサーバは、テープバックアップ機能を使用できません。

また、テープサーバのサーバ名、またはIPアドレス、またはポート番号の変更を行った場合も、再度コマンドを実行してStorageサーバとテープサーバの対応付けを行う必要があります。

Symfowareデータベースをバックアップ/リカバリする場合は、バックアップ時に作成されるリカバリ制御ファイルの格納先(リカバリ制御ファイル出力先ディレクトリ)と、リストア時にデータベースのリカバリ作業を行うための作業ディレクトリ(作業ディレクトリ)を登録します。

リカバリ制御ファイル出力先ディレクトリ、あるいは作業ディレクトリを変更する場合は、変更するディレクトリ名を指定して、再度コマンドを実行してください。

リカバリ制御ファイル出力先ディレクトリを変更した場合、変更前のディレクトリ内にあるリカバリ制御ファイルは、新しいディレクトリに移動します。空き容量不足などで移動が失敗した場合は、リカバリ制御ファイル出力先ディレクトリは変更されません。この場合、変更前のディレクトリに存在していたリカバリ制御ファイルは保証されます。

オプション

-c RecCtrlFile-Directory

リカバリ制御ファイル出力先ディレクトリ名を指定します。

初回登録時に、本オプションが省略された場合は以下のディレクトリを使用します。

  • 非クラスタ運用の場合:/etc/opt/FJSVswsts/SymfoWARE/Recovery

  • クラスタ運用の場合:/etc/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/SymfoWARE/Recovery

更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

Symfowareがインストールされていない場合は、本オプションは使用しません。

-w Work-Directory

作業ディレクトリ名を指定します。

初回登録時に、本オプションが省略された場合は以下のディレクトリを使用します。

  • 非クラスタ運用の場合:/var/opt/FJSVswsts/SymfoWARE

  • クラスタ運用の場合:/var/opt/FJSVswsts/<論理ノード名>/SymfoWARE

更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

Symfowareがインストールされていない場合は、本オプションは使用しません。

-t Tape-Server

対応付けを行うテープサーバ名を指定します。

本コマンドの初回実行時は、指定が必須です。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.2 acmsvrdisp(Storageサーバ構成情報表示コマンド)

名前

acmsvrdisp - Storageサーバ構成情報の表示

形式

機能説明

14.2.1.1 acmsvrset(Storageサーバ構成情報設定コマンド)で設定したStorageサーバ構成情報を表示します。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)

名前

acmdevinfoset - デバイス情報の設定

形式

機能説明

ETERNUS ディスクアレイに割り当てられたボリュームを、業務ボリューム、またはバックアップボリュームとして設定します。
業務ボリュームとは、バックアップ元となる業務データが格納されたボリュームのことを表します。
バックアップボリュームとは、その業務データのバックアップを保管するためのボリュームのことを表します。

Windowsにおいて業務ボリュームおよびバックアップボリュームとして登録できるデバイスについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「各種コマンド」の「swstdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)」を参照してください。

オプション

-t

指定したデバイスを業務ボリュームとして登録します。

-b、-oオプションと同時に指定することはできません。

-b

指定したデバイスをバックアップボリュームとして登録します。

-t、-oオプションと同時に指定することはできません。

-o

指定したデバイスが業務ボリューム、もしくはバックアップボリュームと登録されていた場合、それらを登録から削除します。

-t、-bオプションと同時に指定することはできません。

-Xlu

LU(ディスク)を業務ボリュームへ設定する場合に指定します。本オプションを指定しない場合、LU(ディスク)を業務ボリュームに設定することはできません。

本オプションは、LU(ディスク)以外のボリュームに指定することはできません。指定された場合は、エラーとなります。

オペランド

Device-Name

StorageサーバがSolaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、業務ボリュームのブロックデバイス名を指定します。

StorageサーバがWindowsの場合、業務ボリュームに対応するAdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。

AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.4 acmdevdisp(デバイス使用状況表示コマンド)

名前

acmdevdisp - デバイスの使用状況の表示

形式

機能説明

14.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)で設定した業務ボリューム、バックアップボリューム、およびそれ以外の設定可能なデバイスの情報を表示します。

オプション

t、b、oのすべてのオプションが省略された場合は、業務ボリュームとして設定されているデバイスの情報を表示します。

-t

業務ボリュームとして設定されているデバイスの情報を表示します。

オペランドのデバイス名が省略された場合、全業務ボリュームのデバイス情報を表示します。

-b

バックアップボリュームとして設定されているデバイスを表示します。

オペランドのデバイス名が省略された場合、全バックアップボリュームのデバイス情報を表示します。

-u

履歴削除されたサスペンド状態またはトラッキング状態のバックアップボリュームのDevice-Mode欄の表示形式(通常“Backup(used)”と表示される)を変更します。

-o

業務ボリュームとバックアップボリュームに設定されているデバイス以外を表示します。

オペランドのデバイス名が省略された場合、業務ボリュームにもバックアップボリュームにも設定されていない全デバイス情報を表示します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、オプションも省略されていれば、全業務ボリュームのデバイス情報を表示します。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

14.2.1.5 acmbkpolset(ディスクバックアップポリシー設定コマンド)

名前

acmbkpolset - ディスクバックアップポリシーの設定

形式

機能説明

保存世代数、間隔日数などのディスクバックアップポリシーを設定します。
保存世代数とは、バックアップを行ったデータを何世代残しておくかを意味します。間隔日数とは、バックアップを実行してから次のバックアップを行うまでの日数の目安を意味します。

バックアップ先媒体にディスクを使用しない場合は、この設定は必要ありません。

オプション

-i Interval-Days

間隔日数を指定します。設定できる範囲は1~366までで、初回登録時に省略した場合は30を設定します。

更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-s Save-Number

保存世代数を指定します。設定できる範囲は1~31までで、初回登録時に省略した場合は2を設定します。

更新時に省略した場合は既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-n

ロググループによる設定を行うことを指定します。このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、デバイス名を指定します。指定するデバイスについては、「1.6 AdvancedCopy Managerテープバックアップにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、すべての業務ボリュームに対してバックアップポリシーを設定します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.6 acmbkpoldisp(ディスクバックアップポリシー表示コマンド)

名前

acmbkpoldisp - ディスクバックアップポリシーの表示

形式

機能説明

設定されているディスクバックアップポリシーを表示します。

オプション

-n

ロググループによる表示を行うことを指定します。このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、バックアップポリシーが登録されている業務ボリュームのバックアップポリシーを表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

14.2.1.7 acmbkpoldel(ディスクバックアップポリシー削除コマンド)

名前

acmbkpoldel - ディスクバックアップポリシーの削除

形式

機能説明

設定されているディスクバックアップポリシーを削除します。

削除する業務ボリュームにバックアップ履歴情報が存在する場合は、バックアップ履歴情報を削除した後、本コマンドを実行してください。

ロググループを指定してディスクバックアップポリシーを削除すると、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームのディスクバックアップポリシーが削除されます。

オプション

-n

ロググループによる削除を行うことを指定します。このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.8 acmtpbkpolset(テープバックアップポリシー設定コマンド)

名前

acmtpbkpolset - テープバックアップポリシーの設定

形式

機能説明

業務ボリュームおよびロググループに対してテープバックアップポリシーを設定します。

テープバックアップ運用を行うには、テープバックアップポリシーの設定が必須です。

オプション

-i backup-interval-days

世代管理バックアップの間隔日数を指定します。

設定できる範囲は1~366までで、初回登録時に省略した場合は30を設定します。

更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-d archive-interval-days

日数管理バックアップの間隔日数を指定します。

設定できる範囲は1~366までで、初回登録時に省略した場合は30を設定します。

更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-n

ロググループによる設定を行うことを指定します。

このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

-c Management-Class-Name

テープバックアップ管理クラス名を指定します。

別の業務ボリュームで既に設定されているものも指定できます。

初回登録時は、指定が必須です。更新時に省略した場合は、既に設定してあるテープバックアップ管理クラスをそのまま引き継ぎます。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、デバイス名を指定します。指定するデバイスについては、「1.6 AdvancedCopy Managerテープバックアップにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.9 acmtpbkpoldisp(テープバックアップポリシー表示コマンド)

名前

acmtpbkpoldisp - テープバックアップポリシーの表示

形式

機能説明

設定されているテープバックアップポリシーを表示します。

オプション

-n

ロググループによる表示を行うことを指定します。このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

省略した場合は、テープバックアップポリシーが登録されているすべての業務ボリュームのテープバックアップポリシーを表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

14.2.1.10 acmtpbkpoldel(テープバックアップポリシー削除コマンド)

名前

acmtpbkpoldel - テープバックアップポリシーの削除

形式

機能説明

設定されているテープバックアップポリシーを削除します。

削除する業務ボリュームにバックアップ履歴情報が存在する場合は、バックアップ履歴情報を削除した後、本コマンドを実行してください。

ロググループを指定してテープバックアップポリシーを削除する場合、そのロググループに含まれるすべての業務ボリュームのテープバックアップポリシーが削除されます。

ロググループに含まれる業務ボリュームを個別に指定してのテープバックアップポリシーの削除を行うことができます。

オプション

-n

ロググループによる削除を行うことを指定します。このオプションを指定した場合は、オペランドにロググループ名を指定します。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.11 acmtpmgmtclassset(テープバックアップ管理クラス設定コマンド)

名前

acmtpmgmtclassset - テープバックアップ管理クラスの設定

形式

機能説明

テープバックアップ管理クラスを設定します。

オプション

-g gen_pool

「世代管理用バックアップ先」をgen_poolに指定します。

世代管理用のバックアップ先となる1次ストレージ・プール名を指定します。事前にTSMで1次ストレージ・プールを作成しておきます。TSMのバックアップ・コピーグループに設定されます。

初回登録時の場合は必ず指定する必要があります。更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-d day_pool

「日数管理用バックアップ先」をday_poolに指定します。

日数管理用のバックアップ先となる1次ストレージ・プール名を指定します。事前にTSMで1次ストレージ・プールを作成しておきます。TSMのバックアップ・コピーグループに設定されます。

世代管理用バックアップ先に指定した1次ストレージ・プール名を指定することもできます。

初回登録時の場合は必ず指定する必要があります。更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

-s save-number

「保存世代数」をsave-numberに指定します。

世代管理用のバックアップで保存する世代数を指定します。

save-numberに指定できる値の範囲は、“1”から“9999”までの整数および“NoLimit”です。初回登録時に省略した場合は“2”が設定されます。更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

なお、“NoLimit”を指定すると、「保存世代数」は無期限(永久保存)に設定されます。TSMのバックアップ・コピーグループに設定されます。

-t limit-day

「保持日数」をlimit-dayに指定します。

limit-dayに指定できる値の範囲は、“0”から“30000”までの整数および“NoLimit”です。初回登録時に省略した場合は“365”が設定されます。更新時に省略した場合は、既に設定してある値をそのまま引き継ぎます。

なお、“NoLimit”を指定すると、「保持日数」は無期限(永久保存)に設定されます。TSMのアーカイブ・コピーグループに設定されます。

オペランド

Management-Class-Name

テープバックアップ管理クラス名を指定します。

指定できる文字列は30文字以内の英数字、“_”、“.”、“-”、“+”および“&”です。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項

14.2.1.12 acmtpmgmtclassdisp(テープバックアップ管理クラス表示コマンド)

名前

acmtpmgmtclassdisp - テープバックアップ管理クラスの表示

形式

機能説明

設定されているテープバックアップ管理クラスを表示します。

オペランド

Management-Class-Name

テープバックアップ管理クラス名を指定します。

このオペランドに複数のテープバックアップ管理クラス名を指定することはできません。

省略時はテープバックアップ専用ポリシー・ドメインに登録されている全てのテープバックアップ管理クラスを表示します。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

14.2.1.13 acmtpmgmtclassdel(テープバックアップ管理クラス削除コマンド)

名前

acmtpmgmtclassdel - テープバックアップ管理クラスの削除

形式

機能説明

設定されているテープバックアップ管理クラスを削除します。

削除するテープバックアップ管理クラスが、業務ボリュームのテープバックアップポリシーで設定されている場合は、削除できません。

テープバックアップ専用ポリシー・ドメインに登録されている、最後のテープバックアップ管理クラスを削除した際には、自動的にテープバックアップ専用ポリシー・ドメインおよび、テープバックアップ専用ポリシー・セットが同時に削除されます。

オペランド

Management-Class-Name

テープバックアップ管理クラス名を指定します。

このオペランドに複数のテープバックアップ管理クラス名を指定することはできません。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項