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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書テープバックアップ連携編

9.1.1 命名基準

NASバックアップ用に設定するTSMの情報名の命名基準を以下に説明します。

なお、本章で説明する内容はあくまで基準であり、NASバックアップ用に設定する各TSM情報の名前は任意名です。

本命名基準の目的は他の同等情報と区別するためのものですので、各情報の設定コマンドの仕様にしたがい設定名を調整してください。

  1. NASバックアップ用ノード名

    NASバックアップ用ノード名とは、NASバックアップを指示する時指定するノード名です。

    NASバックアップ用ノード名 : NASホスト名_NAS_NODE

    • NASホスト名

      NASバックアップ用ノード名は、NASバックアップ予定のNAS装置毎に作成する必要があるため、対象NAS装置の判別が可能なNASホスト名を指定します。

      使用できる文字は半角の英数字、-(マイナス)、_(アンダースコア)、#、.で、先頭は半角英数字である必要があります。全角文字はエラーとなります。大/小文字の区別はありません。

    • _NAS_NODE

      固定文字列です。

  2. その他のTSM情報名

    上記、1.以外で、NASバックアップ用に設定するTSM情報名について以下に説明します。

    実際の設定時は以下の情報名で設定してください。

    • デバイス・クラス名

      「NAS_CLASS」

    • ストレージプール名

      「NAS_POOL」

    • ポリシー・ドメイン名

      「NAS_DOMAIN」

    • ポリシー・セット名

      「NAS_POLICY」

    • 管理クラス名

      「NAS_MCLASS」

    • ドライブ名

      「NAS_DRIVEx」

      x : 順序番号を割り振ってください。

    NASディレクトリ単位/NASファイル単位リストアを実施する場合

    • TOC用デバイス・クラス名

      「NAS_TOCCLASS」

    • TOC用ストレージプール名

      「NAS_TOCPOOL」

    NASディレクトリ単位バックアップを実施する場合

    • 仮想スペースマッピング名

      「/VFSDIRx」

      x : 順序番号を割り振ってください。