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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

8.1 データベースの保守

AdvancedCopy Managerは、運用情報として各種リポジトリや管理情報を保持しています。それらを総称しこの章ではデータベースと呼びます。データベースは大切な情報であり、不慮の事故に備え定期的なデータベースのバックアップの実施をお勧めします。(ORACLEのデータベースなどの業務に利用されるデータベースとは異なります。)

以下に種別と取得タイミングについて記述します。

表8.1 Storageサーバのデータベース

種類

契機

取得方法

容量

レジストリ

Storageサーバの追加やStorage管理サーバのサーバ情報(サーバ名、IPアドレス、ポート番号)を変更した場合

8.1.1.5.1 レジストリのバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

8.1.1.5.1 レジストリのバックアップを参照してください。

バックアップ管理簿

バックアップ業務終了後

8.1.1.1.1 バックアップ管理簿のバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

8.1.1.1.1 バックアップ管理簿のバックアップを参照してください。

ボリューム構成情報(バックアップ管理)

ボリュームグループを対象とする場合にボリュームグループの構成を変更したとき

8.1.1.1.3 ボリューム構成情報の保全

8.1.1.1.3 ボリューム構成情報の保全を参照してください。

バックアップ管理の前後処理スクリプト

前後処理スクリプトを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

バックアップ管理の前後処理スクリプトファイルのサイズを確認してください。

テープコピーの前後処理スクリプト

前後処理スクリプトを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

テープコピーの前後処理スクリプトファイルのサイズを確認してください。

レプリケーション管理簿

レプリケーション業務終了後

8.1.1.2.1 レプリケーション管理簿のバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

8.1.1.2.1 レプリケーション管理簿のバックアップを参照してください。

ボリューム構成情報(レプリケーション管理)

ボリュームグループを対象とする場合にボリュームグループの構成を変更したとき

8.1.1.2.3 ボリューム構成情報の保全

8.1.1.2.3 ボリューム構成情報の保全を参照してください。

レプリケーション管理の前後処理スクリプト

前後処理スクリプトを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

レプリケーション管理の前後処理スクリプトファイルのサイズを確認してください。

管理情報一括バックアップのポリシーファイル

ポリシーファイルを変更したとき

copyコマンドで個別にバックアップ
または
8.1.2 データベースを一括してバックアップする場合

管理情報一括バックアップのポリシーファイルのサイズを確認してください。

ポイント

データベースをバックアップする場合、それぞれ個別にバックアップする方法と、すべてのデータベースを一括してバックアップする方法があります。

StorageサーバがStorage管理サーバを兼ねている場合は、Storage管理サーバのデータベースとStorageサーバのデータベースの両方が存在しています。