同期型高速バックアップは、GUI操作およびコマンド操作で実施することができます。
GUIでの操作方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「同期型高速バックアップの実行」を参照してください。
コマンド操作で実施する場合は、バックアップを行いたい業務ボリュームに対して、バックアップ同期処理を行い、バックアップを実施します。コマンドの詳細は、以下を参照してください。
バックアップ同期処理の開始:9.2.2.8 swststartsync(バックアップ同期処理開始コマンド)
バックアップ同期処理状態の確認:9.2.2.10 swstsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)
バックアップの実行:9.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)
バックアップ状態の確認:9.2.2.2 swstbackstat(バックアップ実行状況表示コマンド)
注意
業務ボリュームとバックアップボリュームが等価状態になる前にバックアップ実行コマンドを実行すると、バックアップ実行コマンドはエラーとなります。
バックアップ時にデバイスマップを指定することはできません。
Suspend/Resume機能による同期型高速バックアップ運用を行う場合、以下の操作は、GUIクライアントからは実施できません。操作を行うためのコマンドを投入してください。Suspend/Resume機能は、「第5章 Suspend/Resume機能によるバックアップ運用」を参照してください。
1つの業務ボリュームに複数の同期処理(ECセション)が存在する場合、バックアップボリュームを指定して特定のECセションのみをキャンセルする。(9.2.2.9 swstcancelsync(バックアップ同期処理キャンセルコマンド))