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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

5.5.1 スナップショット型高速バックアップの実行

Symfowareのスナップショット型高速バックアップは、業務ボリュームまたはロググループを指定して、12.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)を用いて行います。ロググループ指定によるバックアップを行う場合、そのロググループに含まれる業務ボリュームすべてを一度にバックアップします。

次に挙げる方法でバックアップを行うことができます。

表5.5 スナップショット型高速バックアップの種類

バックアップ方法

説明

通常ダンプ

アーカイブログ運用中(通常運用中)のデータベースをバックアップします。

参照ダンプ

長期保存等の目的のためにアーカイブログ運用から切り離されたデータベースをバックアップします。

注)参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareの“rdbrtr”コマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書き込み不可状態)する必要があります。

注意

ロググループに含まれる業務ボリュームを個別にバックアップする場合は、参照ダンプは指定できません。

ポイント

バックアップの実行は、GUIクライアントによる操作が可能です。GUIクライアントの詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「スナップショット型高速バックアップの実行」を参照してください。

ロググループに含まれる業務ボリュームを個別にバックアップする場合は、GUIクライアントによる操作はできません。